ニュース 2015.09.20. 10:32

DeNAと中日…下位2球団が優勝争いを面白くする?

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阪神との2連戦に連勝したDeNAの中畑清監督 [BASEBALLKING]
 首位ヤクルトから3位巨人までゲーム差は2。ヤクルトが抜け出しつつあるが、上位3球団のどこが優勝してもおかしくない状況。優勝に向けてカギを握りそうなのが、優勝争いから脱落したDeNAと中日の2球団。

 DeNAは18日からの2位阪神との2連戦で、メッセンジャー、能見篤史とエースクラスの2人から勝利し2連勝。中畑清監督も、阪神ファンに怒られてしまうのではとコメントするほど良い試合を見せた。

 最下位・中日は17日終了時点で首位から3.5ゲーム差の4位広島と、18日から2連戦を行った。中日打線は、黒田博樹、前田健太とエース2人を打ち崩し連勝。19日の試合では自身5連勝中のエース・前田から7点を奪い、5回途中でノックアウトさせた。広島は中日戦に連勝していれば、上位3球団とのゲーム差を縮めることができるチャンスがあっただけに痛い敗戦となったはずだ。

 DeNAと中日が残り試合で阪神戦、広島戦のように上位イジメをしていくと、さらにセ・リーグが面白くなってくる。DeNAは上位3球団との残り対戦試合数は、巨人戦が2試合、阪神戦が1試合、ヤクルト戦が1試合。中日は巨人戦2試合、阪神戦1試合、ヤクルト戦1試合となっている。

 両チームとも130試合以上消化していることもあり、上位との対戦は残り4試合と少ない。しかし対戦数が少ないからこそ1勝、1敗に大きな意味を持ってくる。ヤクルト、阪神、巨人としてみれば、下位球団からの取りこぼしは絶対にしたくないところだろう。DeNAと中日は上位球団から勝利し、優勝争いをさらに面白くさせることができるだろうか。

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