4位の広島は24日の巨人戦に敗れ、24年ぶりのリーグ優勝が完全に消滅した。今季はメジャーで5年連続二けた勝利を記録した黒田博樹が、8年ぶりに広島に復帰。昨季までの戦力に黒田が加わったことで、多くのプロ野球解説者が広島の優勝を予想した。
しかし、シーズンが開幕すると優勝候補とは思えないほど苦しむ。開幕カードのヤクルト戦は2勝1敗で勝ち越したものの、3月31日のDeNA戦から4月7日の巨人戦にかけて7連敗。3、4月は9勝16敗と大きく負け越した。ただ5月以降は8月までの4カ月間、勝率5割を切った月が一度もなく、結果的に3、4月の負け越しが痛かったといえる。
投手陣を見てみると、エースの前田健太、リーグトップの防御率を誇るジョンソン、9勝を挙げる黒田博樹、福井優也と先発4本柱が安定。救援陣も春先こそ精彩を欠いていたが、大瀬良大地が先発からリリーフに回ってから安定感が出てきた。チーム防御率はリーグ2位の2.98。投手陣の働きぶりを見れば、優勝を争っていてもおかしくないレベル。
一方野手陣は、25試合連続2ケタ安打なしの球団ワースト記録を更新したように、好投を続ける投手陣を援護することができなかった。24日の試合は、今年の広島を象徴するような試合となった。先発した野村祐輔が7回を2失点にまとめながら、打線は巨人先発のマイコラスを捉えることができず。結局、チャンスを作りながら得点を奪えず完封負けとなった。
打線の軸として期待された選手たちが不振や故障で、思うような働きができなかったことが大きい。昨年本塁打王のエルドレッドが、故障で開幕に間に合わず。主力に成長した菊池涼介と丸佳浩の2人は、春先から調子が上がらなかった。彼らが昨季のような打撃を披露できれば、混戦のセ・リーグをさらに面白くしていたかもしれない。
広島は24年ぶりのリーグ優勝は完全消滅となったが、3位阪神に2.5ゲーム差の4位。まだまだCS出場するチャンスは残されている。優勝がなくなった今、なんとか3年連続CS出場は果たしたいところだ。
しかし、シーズンが開幕すると優勝候補とは思えないほど苦しむ。開幕カードのヤクルト戦は2勝1敗で勝ち越したものの、3月31日のDeNA戦から4月7日の巨人戦にかけて7連敗。3、4月は9勝16敗と大きく負け越した。ただ5月以降は8月までの4カ月間、勝率5割を切った月が一度もなく、結果的に3、4月の負け越しが痛かったといえる。
投手陣を見てみると、エースの前田健太、リーグトップの防御率を誇るジョンソン、9勝を挙げる黒田博樹、福井優也と先発4本柱が安定。救援陣も春先こそ精彩を欠いていたが、大瀬良大地が先発からリリーフに回ってから安定感が出てきた。チーム防御率はリーグ2位の2.98。投手陣の働きぶりを見れば、優勝を争っていてもおかしくないレベル。
一方野手陣は、25試合連続2ケタ安打なしの球団ワースト記録を更新したように、好投を続ける投手陣を援護することができなかった。24日の試合は、今年の広島を象徴するような試合となった。先発した野村祐輔が7回を2失点にまとめながら、打線は巨人先発のマイコラスを捉えることができず。結局、チャンスを作りながら得点を奪えず完封負けとなった。
打線の軸として期待された選手たちが不振や故障で、思うような働きができなかったことが大きい。昨年本塁打王のエルドレッドが、故障で開幕に間に合わず。主力に成長した菊池涼介と丸佳浩の2人は、春先から調子が上がらなかった。彼らが昨季のような打撃を披露できれば、混戦のセ・リーグをさらに面白くしていたかもしれない。
広島は24年ぶりのリーグ優勝は完全消滅となったが、3位阪神に2.5ゲーム差の4位。まだまだCS出場するチャンスは残されている。優勝がなくなった今、なんとか3年連続CS出場は果たしたいところだ。