ニュース 2015.09.26. 17:35

巨人、逆転勝ちでヤクルトと1差! 同点打の岡本「思い切って初球から」

○ 巨人 4 - 3 ヤクルト ●
<23回戦・東京ドーム>

 巨人がヤクルトとの直接対決を制し5連勝。首位ヤクルトのマジック点灯を阻止すると同時に、再びゲーム差「1」に詰め寄った。

 巨人は3点を追う2回、5番長野の14号2ランで1点差とすると、4回は高卒新人の7番岡本がタイムリーを放ち同点。さらに3-3の6回は、二死一塁から4番阿部がセンターオバーのタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しとなる4点目を奪った。

 初めて東京ドームのお立ち台に上がった岡本は「思い切って初球から振って行こうと思っていました」と同点打に笑顔。さらに「初めまして、奈良県から来ましたジョニー・デップです」と挨拶し、G党の笑いを誘った。

 原監督も試合後「彼の中では甲子園と同じくらいの歓声のつもりで打席に入っているでしょう」と、落ち着いてプレーする高卒新人を称えた。

 先発の高木は初回、3番山田にレフトポール直撃の3ランを浴びいきなり3点を失ったが、2回は立ち直りゲームメイク。何とか5回を投げ切り、4安打3失点(自責点2)の内容で8月28日の中日戦以来となる今季9勝目(10敗)を挙げた。

 対するヤクルトは、先発の石山が粘れず4回3失点で降板。5回は2番手のロマンが二死から捕まり、今季5敗目(4勝)を喫した。

 打線は初回に3点を先制したが、なおも続く一死満塁のチャンスで8番中村、9番石山が凡退。立ち上がり不安定だった高木勇を攻略し切れず、マジック点灯は明日以降に持ち越しとなった。

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