阪神とのCS第2戦に先発した巨人先発の菅野智之が、4回4失点と崩れ早くもマウンドを降りた。

　菅野は初回、二死二塁から4番ゴメスに左中間スタンドに飛び込む先制2ランを浴びると、続くマートンにも内角球をレフトスタンドに運ばれ、瞬く間に3点を失った。

　1－3で迎えた4回は、一死から連打を浴び再び一、二塁のピンチ。ここで9番メッセンジャーの送りバントを自ら処理するも、封殺を狙った三塁送球が大きく逸れ、致命的な4点目を失った。

　菅野は4回までに81球を要し、6安打（2被弾）、5奪三振、2四球の内容で降板。この日は26歳の誕生日で、チームのファイナルステージ進出を勝利で飾りたいところだったが、シーズン中は3勝1敗、防御率1.18とお得意様にしていた阪神打線に捕まり、まさかのノックアウトを食らった。