日本ハムの近藤健介が15日、札幌市内の室内練習場で再始動。「そこ(捕手)でレギュラーを取るのが来季の目標」と、正捕手奪還を誓った。
4年目の今季は前半戦こそ先発マスクを被る機会が多かったが、送球難などもあり後半戦からはDHが指定席に。それでも非凡な打撃センスが一気に開花し、打率は柳田(ソフトバンク)、秋山(西武)に次ぐリーグ3位の.326をマーク。さらに8本塁打、60打点を記録し、不動の5番としてチームを支えた。
主に三塁を守った昨季から打撃重視の起用が続いたが、打率は14年の.258から大幅に飛躍。打撃力を維持しつつ近藤が正捕手として君臨することができれば、チーム力はさらにアップするはずだ。
同じく西武の2年目・森友哉も、秋季練習から捕手練習を再開させた。こちらも打撃力を活かす方針で、今季は指名打者での出場がメイン。交流戦からは右翼でも出場したが、田辺監督は来季へ向けて「捕手として競わせる」と明言。森自身も「ゼロからではなく、マイナスからのスタート」と覚悟を決めた。
大野(日本ハム)、炭谷(西武)と両チームとも主力捕手がFA権を取得しており、去就が不透明な状況。流出に備えたバックアップ的な要素も含まれているが、いずれにせよ打撃力のある若手が正捕手の座を掴めばチームの未来は明るい。
来季こそ"打てる捕手”の誕生なるか――。二人の挑戦から目が離せない。
4年目の今季は前半戦こそ先発マスクを被る機会が多かったが、送球難などもあり後半戦からはDHが指定席に。それでも非凡な打撃センスが一気に開花し、打率は柳田(ソフトバンク)、秋山(西武)に次ぐリーグ3位の.326をマーク。さらに8本塁打、60打点を記録し、不動の5番としてチームを支えた。
主に三塁を守った昨季から打撃重視の起用が続いたが、打率は14年の.258から大幅に飛躍。打撃力を維持しつつ近藤が正捕手として君臨することができれば、チーム力はさらにアップするはずだ。
同じく西武の2年目・森友哉も、秋季練習から捕手練習を再開させた。こちらも打撃力を活かす方針で、今季は指名打者での出場がメイン。交流戦からは右翼でも出場したが、田辺監督は来季へ向けて「捕手として競わせる」と明言。森自身も「ゼロからではなく、マイナスからのスタート」と覚悟を決めた。
大野(日本ハム)、炭谷(西武)と両チームとも主力捕手がFA権を取得しており、去就が不透明な状況。流出に備えたバックアップ的な要素も含まれているが、いずれにせよ打撃力のある若手が正捕手の座を掴めばチームの未来は明るい。
来季こそ"打てる捕手”の誕生なるか――。二人の挑戦から目が離せない。