10月22日にプロ野球ドラフト会議が開催される。そこで、上位での指名が予想される大学生たちの今秋リーグ戦の状況を見ていきたい。
最も目立った活躍を見せているのが、大阪商業大学の岡田明丈だ。今秋のリーグ戦は、無傷の6連勝。2度の完封勝利を記録している。ドラフト上位候補に挙がっている岡田だが、昨秋のリーグ戦が終了した時点で通算3勝と、ほぼ無名な投手だった。
評価を高めたのは、全日本大学野球選手権。準々決勝の神奈川大戦では、7回表無死満塁のピンチで登板すると、150キロ台のストレートを連発しピンチを脱出。全国の舞台で強烈なインパクトを残した。
野手では、東京六大学野球の通算最多安打記録を更新した明治大学の高山俊が好調を維持している。今秋はここまで14安打を放ち、打率はリーグ1位の.412を記録。9月20日の立教大戦では猛打賞をマークするなど、全試合で安打を放っている。
一方でこの秋、苦しんだ選手もいる。浮き上がるようなストレートを武器にする富士大学の多和田真三郎は、右肩痛の影響で秋のリーグ戦は登板なし。それでも、多和田に対する評価は変わらないだろう。1年春のリーグ戦でデビューし、同年秋に行われた明治神宮大会の国際武道大学戦でノーヒットノーランを達成。4年春までに32勝を挙げるなど驚異的な成績を残している。
また、春のリーグ戦左肩腱板の炎症で一度も登板がなかった駒沢大学の今永昇太は、9月11日の日本大学戦で復帰。防御率1.99を記録しているが、本調子とはほど遠い内容。
運命のドラフト会議まで残りわずか。彼らはいったい何位で名前が呼ばれるのだろうか。
【ドラフト上位指名が予想される選手たちの今秋リーグ戦成績】
上原健太(明治大)
今秋成績:4試 2勝0敗 防1.73
今永昇太(駒沢大)
今秋成績:6試 0勝3敗 防1.99
岡田明丈(大阪商業大)
今秋成績:10試 6勝0敗 防1.00
多和田真三郎(富士大)
今秋成績:登板なし
熊原健人(仙台大)
今秋成績:4試 2勝1敗 防1.05
<野手>
高山俊(明治大)
今秋成績:8試 率.412 本0 点1
吉田正尚(青山学院大)
今秋成績:12試 率.378 本3 点12 ※
谷田成吾(慶応大)
今秋成績:9試 率.257 本5 点14
横尾俊建(慶応大)
今秋成績:9試 率.389 本5 点12
※二部成績
※成績は10月17日時点
最も目立った活躍を見せているのが、大阪商業大学の岡田明丈だ。今秋のリーグ戦は、無傷の6連勝。2度の完封勝利を記録している。ドラフト上位候補に挙がっている岡田だが、昨秋のリーグ戦が終了した時点で通算3勝と、ほぼ無名な投手だった。
評価を高めたのは、全日本大学野球選手権。準々決勝の神奈川大戦では、7回表無死満塁のピンチで登板すると、150キロ台のストレートを連発しピンチを脱出。全国の舞台で強烈なインパクトを残した。
野手では、東京六大学野球の通算最多安打記録を更新した明治大学の高山俊が好調を維持している。今秋はここまで14安打を放ち、打率はリーグ1位の.412を記録。9月20日の立教大戦では猛打賞をマークするなど、全試合で安打を放っている。
一方でこの秋、苦しんだ選手もいる。浮き上がるようなストレートを武器にする富士大学の多和田真三郎は、右肩痛の影響で秋のリーグ戦は登板なし。それでも、多和田に対する評価は変わらないだろう。1年春のリーグ戦でデビューし、同年秋に行われた明治神宮大会の国際武道大学戦でノーヒットノーランを達成。4年春までに32勝を挙げるなど驚異的な成績を残している。
また、春のリーグ戦左肩腱板の炎症で一度も登板がなかった駒沢大学の今永昇太は、9月11日の日本大学戦で復帰。防御率1.99を記録しているが、本調子とはほど遠い内容。
運命のドラフト会議まで残りわずか。彼らはいったい何位で名前が呼ばれるのだろうか。
【ドラフト上位指名が予想される選手たちの今秋リーグ戦成績】
上原健太(明治大)
今秋成績:4試 2勝0敗 防1.73
今永昇太(駒沢大)
今秋成績:6試 0勝3敗 防1.99
岡田明丈(大阪商業大)
今秋成績:10試 6勝0敗 防1.00
多和田真三郎(富士大)
今秋成績:登板なし
熊原健人(仙台大)
今秋成績:4試 2勝1敗 防1.05
<野手>
高山俊(明治大)
今秋成績:8試 率.412 本0 点1
吉田正尚(青山学院大)
今秋成績:12試 率.378 本3 点12 ※
谷田成吾(慶応大)
今秋成績:9試 率.257 本5 点14
横尾俊建(慶応大)
今秋成績:9試 率.389 本5 点12
※二部成績
※成績は10月17日時点