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シーズン中は大活躍も…00年以降の”逆シリーズ男”は?

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リーグMVPに輝いたソフトバンクの柳田悠岐(左)とヤクルトの山田哲人[BASEBALLKING]
 24日から始まる日本シリーズは、ヤクルトとソフトバンクとの顔合わせとなった。ヤクルト、ソフトバンク共にチーム打率、得点ともにリーグナンバー1の成績を残す。打線が強力な両チームだが、過去にシーズンを支えてきた主力から快音が消え、シリーズ中盤までヒットが出ず“逆シリーズ男”と不名誉なレッテルを貼られたこともあった。

 2000年代の前半は、優勝した年に大ブレイクした選手が抑え込まれた傾向が強い。01年の礒部公一(近鉄)は、5番打者として打率.320、17本塁打95打点とキャリアハイの成績を残しタフィ・ローズ、中村紀洋とクリーンアップを形成した。しかしヤクルトとの日本シリーズでは、第1戦に石井一久に完璧に抑え込まれると、このシリーズで1本も安打を放つことができなかった。

 翌02年も同年に初めて規定打席に到達し、打率.319、33本塁打とブレイクした和田一浩(西武)は、巨人との日本シリーズで15打数0安打と完璧に封じこまれた。和田の不振が響いた西武は、巨人に4連敗で敗退した。

 05年以降は、ポイントとなる主力打者が打ち取られている。05年のロッテと阪神の日本シリーズでは、阪神の4番・金本知憲がシリーズでわずか1安打、打率.077。07年の日本シリーズでは、前年の日本シリーズでMVPに輝いた日本ハムの稲葉篤紀が、前年打ち込んだ中日投手陣に完璧に封じられ、打率.059に終わった。13年は巨人の阿部慎之助が、楽天投手陣から2本しか安打が放てず、4番の仕事を果たせなかった。

 近年は中軸の選手が抑え込まれていることを考えると、ソフトバンクでは柳田悠岐、内川聖一、松田宣浩、李大浩、ヤクルトでは川端慎吾、山田哲人、畠山和洋、雄平などがシリーズ通りの活躍ができるか気になるところだ。

2000年以降の日本シリーズで“逆シリーズ男”と呼ばれた主力選手

2000年:松中信彦(ダイエー) vs巨人
【日本シリーズ成績】6試合 打率.052 1本塁打2打点
【シーズン成績】130試合 打率.312 30本塁打106打点

2001年:礒部公一(近鉄) vsヤクルト
【日本シリーズ成績】5試合 打率.000 0本塁打0打点
【シーズン成績】140試合 打率.320 17本塁打95打点

2002年:和田一浩(西武) vs巨人
【日本シリーズ成績】4試合 打率.000 0本塁打0打点
【シーズン成績】115試合 打率.319 33本塁打81打点

2005年:金本知憲(阪神) vsロッテ
【日本シリーズ成績】4試合 打率.077 0本塁打0打点
【シーズン成績】146試合 打率.327 40本塁打125打点

2007年:稲葉篤紀(日本ハム) vs中日
【日本シリーズ成績】5試合 打率.059 0本塁打0打点
【シーズン成績】137試合 打率.334 17本塁打87打点

2013年:阿部慎之助(巨人) vs楽天
【日本シリーズ成績】7試合 打率.091 0本塁打1打点
【シーズン成績】135試合 打率.296 32本塁打91打点
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