ニュース 2015.10.27. 11:30

チームに欠かせない戦力 来季の契約を勝ち取った助っ人は?

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来季も広島でプレーすることが決まったエルドレッド[BASEBALLKING]
 今季2年契約の2年目だったディクソン(オリックス)は、新たに2年契約を結んだとシーズン中に球団から発表された。

 シーズンが終了したこともあり、今季で契約が切れた助っ人の中には、来季の契約を結んだ選手も出てきた。広島は19日に、昨季本塁打王に輝いたエルドレッドと来季の契約が合意に達したことを発表。右膝半月板損傷で出遅れた今季は、79試合の出場。打率は.227と低迷したが、本塁打はチームトップの19本。特に9月以降は8本のアーチを描く活躍を見せた。

 日本ハムのメンドーサとレアードの2人も再契約を結んでいる。メンドーサは来日2年目となった今季、自身初となる二ケタ10勝を記録した。昨季は本拠地・札幌ドームで未勝利に終わったが、今季は5勝をマーク。大谷翔平、吉川光夫ともに先発のローテーションの一角として支えた。

 レアードは前半戦、打撃不振も、日本投手に慣れた後半戦に本塁打を量産。チームトップの34本塁打を記録した。プレー以外の部分では、寿司パフォーマンスを始め、試合前のベンチでチームメイトと会話するなど、とにかく明るいキャラクターでチームに溶け込んだ。

 一方で来季、契約を結べなかった助っ人もいる。ヘルマン(オリックス)は自由契約となった。西武時代の12年と13年には2年連続40盗塁を記録。13年には出塁率.418で、最高出塁率のタイトルを獲得した。オリックスへ移籍した14年は、来日後最多の7本塁打を放つも、打率.250と寂しい数字。今季は故障や外国人枠の関係もあり、来日後ワーストの73試合の出場にとどまった。

 その他、クルーズ(ロッテ)、マシソン(巨人)、呉昇桓(阪神)なども今季で契約が切れる。来季も所属球団と契約を結ぶのか。それとも他球団でプレーするのか。今後も助っ人たちの動向から目が離せなさそうだ。
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