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お買い得なCランクのFA選手 これまで最も活躍した選手は?

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FA移籍後活躍が目立つソフトバンクの中田賢一 [BASEBALLKING]
 10月30日にFA申請手続きがスタート。FA宣言する選手は日本シリーズが終了した翌日から土日、祝日を除いた7日間以内に、権利を行使するか表明しなければならない。今年の締切日は11月10日。宣言した選手は11日にFA宣言選手として公示され、翌12日から全球団と契約交渉が可能になる。

 FA宣言した脇谷亮太(西武)、高橋聡文(中日)は、金銭補償や人的補償などを発生することなく獲得することができるCランクの選手。獲得を目指す球団としても、金銭や自チームの選手を手放すことなく獲得ができるメリットがある。

 この制度が導入されたのは2008年から。それまでは、FA制度が導入された1993年から2007年まではFA権を行使した全ての選手が補償対象の選手となっていた。現在の制度になったことで、球団ごとに日本人選手の全球団の旧年俸上位3位までがAランク、4位から10位までがBランク、11位以下をCランクと分類されている。

 Cランクの選手として初めて権利を行使して移籍したのは、当時中日の中村紀洋。中村紀は中日から楽天へ移籍した。楽天では自身の希望もあり、中日時代と同じ背番号「99」に決定。移籍1年目は持病の腰痛が悪化したこともあり、77試合に出場して打率.221、2本塁打26打点と力を発揮することができなかった。

 またCランクでのFA移籍した中で、活躍が光っているのは中田賢一(ソフトバンク)だろう。05年に中日に入団した中田は、国内FA宣言するまでの9年間、規定投球回到達、二ケタ勝利を挙げたシーズンは07年の一度だけ。

 制球難で苦しんだシーズンが多かったが、ソフトバンクに移籍した1年目の14年に防御率4.34も11勝をマーク。移籍2年目の今季は9勝に終わったが、防御率は3.24。層の厚い先発投手陣の中、中田は2年連続規定投球回に到達。リーグ2連覇に大きく貢献した。

 選手や金銭の補償なく獲得することができるCランクの選手。脇谷、高橋聡の2人はどこの球団へ移籍するだろうか。

●CランクでFA宣言し他球団へ移籍した選手
【2008年】
中村紀洋(中日→楽天)
野口寿浩(阪神→横浜)

【2009年】
藤本敦士(阪神→ヤクルト)
橋本将(ロッテ→横浜)
藤井秀悟(日本ハム→巨人)

【2010年】
藤井彰人(楽天→阪神)

【2011年】
鶴岡一成(巨人→DeNA)
許銘傑(西武→オリックス)
小池正晃(中日→DeNA)

【2012年】
日高剛(オリックス→阪神)

【2013年】
小笠原道大(巨人→中日)
山崎勝己(ソフトバンク→オリックス)
中田賢一(中日→ソフトバンク)

【2014年】
小谷野栄一(日本ハム→オリックス)
金城龍彦(DeNA→巨人)
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