投手と野手の二刀流でプレーする大谷翔平は、プロ3年目まで終えた。
大谷は今季、最優秀防御率、最多勝利、最高勝率と投手三冠に輝き、投手で飛躍を遂げた1年となった。今季は松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大といった球界を代表した投手たちが高卒3年目で達成した15勝をクリア。この3人が高卒3年目までに獲得できなかった、最優秀防御率のタイトルまで手にした。
順調に成長を続ける大谷は、21日まで行われていた『WBSC世界野球プレミア12』では投手として侍ジャパンに選出。2試合に先発登板した。
8日の札幌ドームで行われた1次ラウンド・グループBの韓国戦では、160キロを超えるストレートに加え、140キロ後半のフォークで空振り三振に仕留めるなど6回を2安打、10奪三振無失点の投球。これには小久保裕紀監督も「大谷翔平に尽きる」と絶賛した。
敗れた準決勝の韓国戦では、8日の登板を上回る投球を披露した。韓国打線を6回までノーヒットピッチングに抑えるなど、7回を1安打11奪三振、無失点と完璧に封じこんだ。2試合で1度も失点を許さなかった大谷は、先発投手部門で大会ベストナインに選出されるなど圧倒的な存在感を示した。
投手では国際大会で結果を残すなど、代表には欠かせない存在となっている。来季以降も、安定した活躍を続ければ、17年のWBCでは日本のエースとしてマウンドに上がっている可能性は高い。
一方、野手・大谷翔平はというと、今季は70試合に出場して、打率.202、5本塁打17打点の成績。87試合に出場し、打率.274、10本塁打31打点を記録した昨季に比べると、大きく成績を落とした印象だ。
今季はタイミングの取り方など、試行錯誤を繰り返したこともあり状態が上がらず。後半戦は春先、捕手で出場していた近藤健介が指名打者での出場が増えたため、野手としての先発出場はなし。それでも、大谷は8月以降、代打で2本塁打を記録するなど、14打数5安打、打率.357を記録した。
今季は野手で結果を残すことができなかったが、投手では日本を代表する存在までに上り詰めてきた。プロ野球界でただ一人、投手と野手の二刀流を続ける大谷。来季は、投手と野手で結果を残し、野手としても球界を代表する存在になりたいところだ。
野手:70試 率.202 本5 点17
大谷は今季、最優秀防御率、最多勝利、最高勝率と投手三冠に輝き、投手で飛躍を遂げた1年となった。今季は松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大といった球界を代表した投手たちが高卒3年目で達成した15勝をクリア。この3人が高卒3年目までに獲得できなかった、最優秀防御率のタイトルまで手にした。
順調に成長を続ける大谷は、21日まで行われていた『WBSC世界野球プレミア12』では投手として侍ジャパンに選出。2試合に先発登板した。
8日の札幌ドームで行われた1次ラウンド・グループBの韓国戦では、160キロを超えるストレートに加え、140キロ後半のフォークで空振り三振に仕留めるなど6回を2安打、10奪三振無失点の投球。これには小久保裕紀監督も「大谷翔平に尽きる」と絶賛した。
敗れた準決勝の韓国戦では、8日の登板を上回る投球を披露した。韓国打線を6回までノーヒットピッチングに抑えるなど、7回を1安打11奪三振、無失点と完璧に封じこんだ。2試合で1度も失点を許さなかった大谷は、先発投手部門で大会ベストナインに選出されるなど圧倒的な存在感を示した。
投手では国際大会で結果を残すなど、代表には欠かせない存在となっている。来季以降も、安定した活躍を続ければ、17年のWBCでは日本のエースとしてマウンドに上がっている可能性は高い。
一方、野手・大谷翔平はというと、今季は70試合に出場して、打率.202、5本塁打17打点の成績。87試合に出場し、打率.274、10本塁打31打点を記録した昨季に比べると、大きく成績を落とした印象だ。
今季はタイミングの取り方など、試行錯誤を繰り返したこともあり状態が上がらず。後半戦は春先、捕手で出場していた近藤健介が指名打者での出場が増えたため、野手としての先発出場はなし。それでも、大谷は8月以降、代打で2本塁打を記録するなど、14打数5安打、打率.357を記録した。
今季は野手で結果を残すことができなかったが、投手では日本を代表する存在までに上り詰めてきた。プロ野球界でただ一人、投手と野手の二刀流を続ける大谷。来季は、投手と野手で結果を残し、野手としても球界を代表する存在になりたいところだ。
大谷翔平3年目の成績
投手:22試 15勝5敗 防2.24野手:70試 率.202 本5 点17