ニュース 2015.11.21. 15:35

侍ジャパンは3位で大会終了 うっぷん晴らす一発攻勢でメキシコにコールド勝ち!

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2本の本塁打を放った山田哲人[Getty Images]
プレミア12 3位決定戦
○ 日本 11 - 1 メキシコ ●
<11月21日 東京ドーム>

 11月8日に開幕した野球の国際大会「プレミア12」も、21日が大会最終日。13時から行なわれた3位決定戦では日本とメキシコが対戦し、11-1で日本がコールド勝ちを収めた。

 準決勝ではショッキングな敗戦を喫した侍ジャパンだったが、この日はそのうっぷんを晴らすような攻撃でメキシコを圧倒した。

 まずは初回、1・2番が倒れて二死となってから3番の山田哲人がレフトスタンドへ叩き込むソロを放って1点を先制する。

 さらに2回には、二死三塁から坂本勇人のサード強襲のゴロをメキシコのマシアスが捕球できず、ボールがレフト方向へ転々とする間に三塁走者が生還。追加点を挙げると、続く山田がまたしてもレフトスタンドまで持っていく2打席連発の2ラン。4-0とリードを広げる。

 これで勢いに乗った日本打線は、走者なしとなってから筒香嘉智が安打で出ると、投手交代を挟んで5番の中田翔が大会3本目の本塁打となる2ランをレフトスタンドへ。さらに平田良介が安打で出塁し、7番の松田宣浩もレフトへ一発。この回だけで2ランを3本浴びせる一発攻勢で、8-0と序盤で大量リードを奪った。

 投げては先発の武田翔太が四球こそ与えながらも3イニングを無失点に抑えると、4回からは菅野智之が登板。最速155キロをマークするなど強気に速球で押し、3イニングをソロ本塁打1本の1点に抑えた。

 9-1で迎えた終盤、7回から登板した3番手の山崎康晃が無失点に抑えると、その裏の攻撃で秋山翔吾にも2ランが飛び出し、これで11-1。7回で10点差がついたため、秋山の一発で試合終了。“サヨナラコールド本塁打”で侍ジャパンが3位の座を掴んだ。
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