今季限りで現役引退した巨人の高橋由伸の現役引退&監督就任セレモニーが23日、「ファン感謝デー」で行われた。
高橋は97年にドラフト1位で巨人に入団。1年目からレギュラーに定着し、打率.300、19本塁打75打点の成績を残す。2年目の99年には巨人第66代4番打者に指名されるなど、34本塁打を記録。00年と01年に全試合出場を果たしたが、03年以降は故障に泣かされた。
しかし、07年に開幕から1番打者として出場し、自己最多の35本塁打、プロ野球新記録となるシーズン9本の初回先頭打者本塁打をマークし復活。
08年以降は再び故障に泣かされることが多く、近年は代打の切り札として活躍していたが、監督就任に伴い今季限りで現役引退。来季から同球団の指揮を執る。
「私、高橋由伸は今シーズン限りで現役を引退します。共に戦ってきた巨人軍の皆様、応援してくれたファンの皆様、支えてくれた家族、全ての方に感謝します。本当にありがとうございました。
多くの希望と不安を抱き巨人軍に入団し、神宮でのプロ初ヒット、東京ドームでのプロ初ホームラン。今でも昨日のことのように思い出します。
誇れることがあるとすれば、巨人軍で現役生活を全うし、完全燃焼できたことだと思います。ここ東京ドームで、温かい声援を一身に受けプレーできたことは、本当に幸せな時間でした。
プロ野球選手として、野球を職業にし、来る日も来る日も野球に向き合い戦いの場にいました。それは、楽しかったことよりも、重圧を感じ苦しかったことの方が多かったように思います。そんな日常だからこそ、達成できたときの喜びは大きく、18年間頑張ることができました。
来季からは偉大な先輩方が務められた巨人軍の監督に就任します。これまで以上の試練や困難が、待ち受けていると思います。選手時代以上に皆様の声援を力強く感じながら、叱咤激励を受けながら監督を務めていきたいと思います。
最後に皆さんに誓います。どんな逆境にも立ち向かい、覚悟を持って邁進します。野球のすばらしさを伝えていきます。今日はこのような素晴らしい舞台を用意してくださった関係各位の皆様、改めて感謝申し上げます。18年間本当にありがとうございました」
ゴールデングラブ賞7回(98年~03年、07年)
高橋は97年にドラフト1位で巨人に入団。1年目からレギュラーに定着し、打率.300、19本塁打75打点の成績を残す。2年目の99年には巨人第66代4番打者に指名されるなど、34本塁打を記録。00年と01年に全試合出場を果たしたが、03年以降は故障に泣かされた。
しかし、07年に開幕から1番打者として出場し、自己最多の35本塁打、プロ野球新記録となるシーズン9本の初回先頭打者本塁打をマークし復活。
08年以降は再び故障に泣かされることが多く、近年は代打の切り札として活躍していたが、監督就任に伴い今季限りで現役引退。来季から同球団の指揮を執る。
高橋由伸の現役引退&監督就任セレモニー全文
「私、高橋由伸は今シーズン限りで現役を引退します。共に戦ってきた巨人軍の皆様、応援してくれたファンの皆様、支えてくれた家族、全ての方に感謝します。本当にありがとうございました。
多くの希望と不安を抱き巨人軍に入団し、神宮でのプロ初ヒット、東京ドームでのプロ初ホームラン。今でも昨日のことのように思い出します。
誇れることがあるとすれば、巨人軍で現役生活を全うし、完全燃焼できたことだと思います。ここ東京ドームで、温かい声援を一身に受けプレーできたことは、本当に幸せな時間でした。
プロ野球選手として、野球を職業にし、来る日も来る日も野球に向き合い戦いの場にいました。それは、楽しかったことよりも、重圧を感じ苦しかったことの方が多かったように思います。そんな日常だからこそ、達成できたときの喜びは大きく、18年間頑張ることができました。
来季からは偉大な先輩方が務められた巨人軍の監督に就任します。これまで以上の試練や困難が、待ち受けていると思います。選手時代以上に皆様の声援を力強く感じながら、叱咤激励を受けながら監督を務めていきたいと思います。
最後に皆さんに誓います。どんな逆境にも立ち向かい、覚悟を持って邁進します。野球のすばらしさを伝えていきます。今日はこのような素晴らしい舞台を用意してくださった関係各位の皆様、改めて感謝申し上げます。18年間本当にありがとうございました」
高橋由伸の通算成績
成績:1819試 率.291 本321 点986表彰
ベストナイン2回(99年、07年)ゴールデングラブ賞7回(98年~03年、07年)