ニュース 2015.11.29. 18:00

粘って相手投手を苦しめる…ファウル数が多かった選手は?

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今季ファウル数が最も多かった中島卓也(日本ハム)[Getty Images]
 ファウルで粘り敵チームの投手を苦しめる。今季12球団でファウルを多く打った選手たちを見ていきたい。

 1位は、「WBSC世界野球プレミア12」で侍ジャパンに選出された中島卓也(日本ハム)の599本。中島卓は敵チームの投手に今季、合計で2665球を投げさせた。これまでは一軍に定着した12年、代走・守備固めで105試合に出場したが打率.114と、打撃が課題と言われていた。だが、ファウルで粘るという武器を見つけ、大きく成長を遂げた選手といえるだろう。特に今年のオールスターでは、松田宣浩(ソフトバンク)が中島卓の打席中に、ファウルに備えてベンチでグラブを準備するというシーンもあり、他球団にも嫌らしい打者としての印象を与えている。

 次いで2位は今季シーズン日本新記録となる216安打をマークした秋山翔吾(西武)の546本。秋山は安打数も多かったが、ファウルで粘る場面も多く見られた。3位は雄平(ヤクルト)の501本。雄平は昨季も516本のファウルを打っており、長打を打てる選手でありながら意外とファウルの数が多い。

 中島卓のように小技を得意とする選手だけでなく、ファウル数という観点だけで見ると、雄平のような長打力のある選手でもファウルを多く打つ選手がいるようだ。

2015年ファウル数ベスト3

1位 599本 中島卓也(日本ハム)
2位 546本 秋山翔吾(西武)
3位 501本 雄平(ヤクルト)
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