今季4位に沈んだ広島。エースの前田健太が今オフにポスティングシステムでのメジャー移籍が噂され、黒田博樹の去就も不透明。助っ人のヒース、ロサリオなども、今季限りでチームを離れることが濃厚。新助っ人を獲得したが、来季は戦力的に少し苦しくなりそうだ。
中でも投手陣はリーグ最多の15勝を挙げた前田、復帰1年目に11勝を記録した黒田、2ケタ勝利を挙げた先発2人が、同時に抜けるようなことになればかなり痛い。特に前田は、10年から6年連続二ケタ勝利を挙げるなど勝ち星が計算できた投手。長いシーズンを考えると、大きなダメージになる可能性がありそうだ。
仮に2人が同時にチームを去ったとすると、来日1年目に最優秀防御率のタイトルを獲得したジョンソン、5年目の今季自己最多の9勝を記録した福井優也、来季から先発再転向が噂される大瀬良大地の3人が先発の軸として投げることが期待される。ジョンソン、福井、大瀬良がエースだった前田、黒田くらいの働きを見せるかが、上位進出するためのカギとなりそうだ。
一方野手陣は、大幅な戦力ダウンはなさそうだが、菊池涼介、丸佳浩といった主力の奮起が求められる。菊池と丸は昨季、ともに打率3割をクリア。今季はさらなる飛躍が期待された。しかし、菊池は打率.254、8本塁打32打点、丸はチーム最多となる19本のアーチを描いたが、打率.249と低迷。投手陣が安定していただけに、野手陣が得点を挙げていればという場面が何度もあった。来季は投手陣が苦しくなることが予想されるだけに、“キクマルコンビ”を中心に野手陣は投手陣をしっかりと援護していきたい。
前田、黒田の2人の動向が気になるところだが、来季はチームとして今季以上の成績を残すことができるだろうか。
中でも投手陣はリーグ最多の15勝を挙げた前田、復帰1年目に11勝を記録した黒田、2ケタ勝利を挙げた先発2人が、同時に抜けるようなことになればかなり痛い。特に前田は、10年から6年連続二ケタ勝利を挙げるなど勝ち星が計算できた投手。長いシーズンを考えると、大きなダメージになる可能性がありそうだ。
仮に2人が同時にチームを去ったとすると、来日1年目に最優秀防御率のタイトルを獲得したジョンソン、5年目の今季自己最多の9勝を記録した福井優也、来季から先発再転向が噂される大瀬良大地の3人が先発の軸として投げることが期待される。ジョンソン、福井、大瀬良がエースだった前田、黒田くらいの働きを見せるかが、上位進出するためのカギとなりそうだ。
一方野手陣は、大幅な戦力ダウンはなさそうだが、菊池涼介、丸佳浩といった主力の奮起が求められる。菊池と丸は昨季、ともに打率3割をクリア。今季はさらなる飛躍が期待された。しかし、菊池は打率.254、8本塁打32打点、丸はチーム最多となる19本のアーチを描いたが、打率.249と低迷。投手陣が安定していただけに、野手陣が得点を挙げていればという場面が何度もあった。来季は投手陣が苦しくなることが予想されるだけに、“キクマルコンビ”を中心に野手陣は投手陣をしっかりと援護していきたい。
前田、黒田の2人の動向が気になるところだが、来季はチームとして今季以上の成績を残すことができるだろうか。