西武からFA宣言した脇谷亮太が2日、古巣巨人への移籍が決まった。12球団でFAによる流出が多い西武。今回、脇谷の移籍で14人目の流出となった。
これまでに西武は94年オフにダイエーへ移籍した工藤公康、石毛宏典の2人を始め、清原和博、和田一浩、涌井秀章などが他球団へ移籍。松井稼頭央、中島裕之は日本国内ではなく、活躍の舞台をメジャーに移し、土肥義弘はFA宣言して米国の独立リーグでプレーした。
また、脇谷のように西武から巨人へのFA移籍は4人いる。初めて巨人へFA移籍したのは、96年オフの清原。当時阪神も獲得に乗り出していたが、清原はドラフトの時に熱望していた巨人へ。移籍後は故障で苦しんだが、01年には自己最多の121打点をマークした。
2人目は西武時代に守護神を務めていた豊田清。当時抑えを課題にしていた巨人からのラブコールを受け移籍した。巨人加入後は抑え失敗が続き中継ぎに転向。それでも、07年からの3連覇にセットアッパーとして大きく貢献した。
そして3人目は片岡治大。仁志敏久以降、固定できなかったセカンドのレギュラーとしての期待を受け入団した。打撃不振などで思うような働きをできていないが、来季巨人加入3年目を迎える。
FAによる流出が多い西武だが、近年はFA権取得間近の選手に対して、複数年契約を結ぶなどしている。現在レギュラーで活躍している若手や中堅選手たちが数年後FA権を取得した時に、FAによる流出を避けることができるだろうか。
工藤公康(西武 → ダイエー)
石毛宏典(西武 → ダイエー)
【96年オフ】
清原和博(西武 → 巨人)
【03年オフ】
松井稼頭央(西武 → メッツ)
【05年オフ】
豊田清(西武 → 巨人)
【07年オフ】
和田一浩(西武 → 中日)
【10年オフ】
土肥義弘(西武 → 米独立リーグ)
細川亨(西武 → ソフトバンク)
【11年オフ】
許銘傑(西武 → オリックス)
帆足和幸(西武 → ソフトバンク)
【12年オフ】
中島裕之(西武 → アスレチックス)
【13年オフ】
片岡治大(西武 → 巨人)
涌井秀章(西武 → ロッテ)
【15年オフ】
脇谷亮太(西武 → 巨人)
これまでに西武は94年オフにダイエーへ移籍した工藤公康、石毛宏典の2人を始め、清原和博、和田一浩、涌井秀章などが他球団へ移籍。松井稼頭央、中島裕之は日本国内ではなく、活躍の舞台をメジャーに移し、土肥義弘はFA宣言して米国の独立リーグでプレーした。
また、脇谷のように西武から巨人へのFA移籍は4人いる。初めて巨人へFA移籍したのは、96年オフの清原。当時阪神も獲得に乗り出していたが、清原はドラフトの時に熱望していた巨人へ。移籍後は故障で苦しんだが、01年には自己最多の121打点をマークした。
2人目は西武時代に守護神を務めていた豊田清。当時抑えを課題にしていた巨人からのラブコールを受け移籍した。巨人加入後は抑え失敗が続き中継ぎに転向。それでも、07年からの3連覇にセットアッパーとして大きく貢献した。
そして3人目は片岡治大。仁志敏久以降、固定できなかったセカンドのレギュラーとしての期待を受け入団した。打撃不振などで思うような働きをできていないが、来季巨人加入3年目を迎える。
FAによる流出が多い西武だが、近年はFA権取得間近の選手に対して、複数年契約を結ぶなどしている。現在レギュラーで活躍している若手や中堅選手たちが数年後FA権を取得した時に、FAによる流出を避けることができるだろうか。
FAで西武から他球団へ移籍した選手
【94年オフ】工藤公康(西武 → ダイエー)
石毛宏典(西武 → ダイエー)
【96年オフ】
清原和博(西武 → 巨人)
【03年オフ】
松井稼頭央(西武 → メッツ)
【05年オフ】
豊田清(西武 → 巨人)
【07年オフ】
和田一浩(西武 → 中日)
【10年オフ】
土肥義弘(西武 → 米独立リーグ)
細川亨(西武 → ソフトバンク)
【11年オフ】
許銘傑(西武 → オリックス)
帆足和幸(西武 → ソフトバンク)
【12年オフ】
中島裕之(西武 → アスレチックス)
【13年オフ】
片岡治大(西武 → 巨人)
涌井秀章(西武 → ロッテ)
【15年オフ】
脇谷亮太(西武 → 巨人)