ニュース 2015.12.09. 10:30

秋山、畠山、沢村…今オフに年俸1億円の大台に乗せた選手は?

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年俸1億5000万円(金額推定)でサインした西武の秋山翔吾[BASEBALLKING]
 8日に行われた契約更改交渉で、3年連続二ケタ勝利を挙げた大野雄大(中日)が、年俸4500万円から1億800万円で更改して1億円プレーヤーとなり、既に契約更改を終えた館山昌平(ヤクルト)は3000万円アップの1億2000万円でサインし、再び1億円プレーヤーに返り咲いた。

 シーズン日本新記録となる216安打を記録した秋山翔吾は、今季の6200万円から1億5000万円で更改。昨年は打撃不振で二軍降格を味わうなど、打率.259に終わった。迎えた今季は、開幕から安打を量産。首位打者のタイトルは柳田悠岐(ソフトバンク)に譲ったが、最多安打のタイトルを獲得した。

 33歳の畠山和洋(ヤクルト)は、4000万円増の1億3000万円でサインし、プロ15年目を終えて初の大台突破。今季は故障で長期離脱したバレンティンに代わり、主に4番で出場。自己最多の105打点をマークし、打点王のタイトルを獲得。リーグ優勝に大きく貢献した。また、今季国内FA権を行使せず残留した畠山は、来季から年俸変動制の3年契約を結んでいる。

 今季の年俸8000万円だった山田哲人は、大幅増の年俸2億2000万円で更改した。昨季日本人右打者最多となる193安打をマークした山田は、今季は打率.329、38本塁打100打点、33盗塁と昨季を上回る活躍。最多本塁打、最高出塁率、最多盗塁のタイトルを獲得し、14年ぶりのリーグ優勝の立役者となった。

 その他、契約更改を終えていない柳田悠岐(ソフトバンク)、藤浪晋太郎(阪神)、川端慎吾(ヤクルト)なども今オフ年俸1億円超えの可能性が高い。1億円プレーヤーがこの先、もう少し増えそうだ。

年俸1億円に乗せた日本人選手

大野雄大(中日)
【2015】4500万円
【2016】1億800万円

沢村拓一(巨人)
【2015】4800万円
【2016】1億円

西野勇士(ロッテ)
【2015】6000万円
【2016】1億円

秋山翔吾(西武)
【2015】6200万円
【2016】1億5000万円

浅村栄斗(西武)
【2015】7800万円
【2016】1億円

炭谷銀仁朗(西武)
【2015】9000万円
【2016】1億円

館山昌平(ヤクルト)
【2015】9000万円
【2016】1億2000万円

畠山和洋(ヤクルト)
【2015】9000万円
【2016】1億3000万円

西勇輝(オリックス)
【2015】9500万円
【2016】1億2000万円

山田哲人(ヤクルト)
【2015】8000万円
【2016】2億2000万円

※金額は推定
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