14年ぶりにリーグ優勝を果たしたヤクルト。野手ではタイトルを獲得した山田哲人、川端慎吾、畠山和洋、投手ではバーネットを中心としたリリーフ陣の活躍が光った。ただ野手でいえば、センターのポジションを固定することができなかった。
今季は、比屋根渉、上田剛史などがセンターで起用されたが、レギュラー奪取に至らず。特に比屋根はシーズン後半から『1番・センター』で出場していたが、9月は月間打率.176と低迷。クライマックス・シリーズ、日本シリーズは、左投手が先発時に右の比屋根、右投手が先発の時に左の上田がスタメンで使われた。
どちらもスタメン定着できなかったこともあり、今年10月に行われたドラフト会議では、六大学野球連盟の通算安打記録を更新し、大学ナンバー1外野手と呼ばれていた高山俊(明治大)の獲得を目指した。しかし、阪神との抽選で、真中満監督が外れくじを引いたため獲得に失敗。
ドラフトで高山を獲得できなかったヤクルトは、オリックスを自由契約となった坂口智隆と、日本ハムから戦力外となった鵜久森淳志の2人の外野手を補強した。坂口はオリックス時代の11年に175安打を放ち、最多安打のタイトルを獲得したことのある実力者。守備でも08年から11年まで4年連続でゴールデングラブ賞を受賞した経験を持つ。近年は故障や打撃不振などで精彩を欠いたが、環境が変われば活躍する可能性を秘めている。
来季は坂口が入団したこともあり、ヤクルトの“センター”のレギュラー争いは今季よりも激しくなりそうだ。誰がヤクルトの“センター”を掴むのだろうか。
【ヤクルトのセンター候補】
比屋根渉
今季成績:84試 率.230 本3 点9
上田剛史
今季成績:82試 率.263 本1 点19
坂口智隆
今季成績:36試 率.262 本1 点5
今季は、比屋根渉、上田剛史などがセンターで起用されたが、レギュラー奪取に至らず。特に比屋根はシーズン後半から『1番・センター』で出場していたが、9月は月間打率.176と低迷。クライマックス・シリーズ、日本シリーズは、左投手が先発時に右の比屋根、右投手が先発の時に左の上田がスタメンで使われた。
どちらもスタメン定着できなかったこともあり、今年10月に行われたドラフト会議では、六大学野球連盟の通算安打記録を更新し、大学ナンバー1外野手と呼ばれていた高山俊(明治大)の獲得を目指した。しかし、阪神との抽選で、真中満監督が外れくじを引いたため獲得に失敗。
ドラフトで高山を獲得できなかったヤクルトは、オリックスを自由契約となった坂口智隆と、日本ハムから戦力外となった鵜久森淳志の2人の外野手を補強した。坂口はオリックス時代の11年に175安打を放ち、最多安打のタイトルを獲得したことのある実力者。守備でも08年から11年まで4年連続でゴールデングラブ賞を受賞した経験を持つ。近年は故障や打撃不振などで精彩を欠いたが、環境が変われば活躍する可能性を秘めている。
来季は坂口が入団したこともあり、ヤクルトの“センター”のレギュラー争いは今季よりも激しくなりそうだ。誰がヤクルトの“センター”を掴むのだろうか。
【ヤクルトのセンター候補】
比屋根渉
今季成績:84試 率.230 本3 点9
上田剛史
今季成績:82試 率.263 本1 点19
坂口智隆
今季成績:36試 率.262 本1 点5