ニュース 2015.11.15. 10:50

野村監督時代から続くヤクルト再生工場 坂口はもう一花咲かすことができる?

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ヤクルトへ加入した坂口智隆(写真はオリックス時代)[BASEBALLKING]
 ヤクルトは13日、前オリックスの坂口智隆の獲得を発表した。坂口はオリックス時代の11年に175安打を放ち最多安打のタイトルを獲得したことのある実力者。守備でも08年から11年まで4年連続ゴールデングラブ賞に輝き、オリックスの顔と呼べる選手だった。しかし近年は故障や打撃不振などで精彩を欠き、今オフオリックスから減額制限を超える契約提示を受け自由契約を選択し退団。新天地のヤクルトで復活を目指す。

 野村克也氏が監督時代に、トレードや自由契約にされて入団してきた選手たちの多くが、復活や才能を開花させたことから「野村再生工場」と呼ばれるようになった。野村監督時代に再生した選手といえば、95年オフにダイエー(現ソフトバンク)からトレードで加入した田畑一也が代表的。田畑はダイエー時代、2勝しか挙げられなかったが、移籍1年目の96年に12勝をマーク。翌97年には15勝を挙げ、リーグ優勝の立役者となった。

 野村監督が退任後も、再生工場の流れは続いている。01年から05年まで指揮を執った若松勉監督時代には、入来智や鈴木健などが再生。巨人から戦力外を受け01年に入団した入来は強気な投球で、自己最多の10勝をマークし、リーグ優勝に貢献した。

 鈴木は西武時代に4番を打つなど主力として活躍していたが、西武時代の最後は出場機会に恵まれず。02年オフに金銭トレードでヤクルトへ加入した。ヤクルトでは故障した岩村明憲に代わり、三塁手のレギュラーに定着。打率.317、20本塁打95打点と復活を果たし、カムバック賞を受賞した。

 その後、監督が替わっても木田優夫、森岡良介、山中浩史などがヤクルトで復活、才能を開花させている。特に09年からプレーする森岡は、中日時代は荒木雅博、井端弘和が二遊間にいたためほとんど出番がなかったが、ヤクルトでは選手会長を務めるまでに成長した。

 自由契約やトレードで入団した選手が比較的に復活する傾向が高いヤクルトで、坂口はもう一花咲かせることができるだろうか。
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