今年のプロ野球は“史上初”が目立ったシーズンだった。
その中でも、山田哲人(ヤクルト)は数多くの“史上初”の記録を作った。まずは、史上初の本塁打王と盗塁王の同時獲得だ。今季は本塁打王本命のバレンティン(ヤクルト)、エルドレッド(広島)が出遅れたこともあり、序盤から筒香嘉智(DeNA)や畠山和洋(ヤクルト)などと争った。最終的に38本のアーチを描いた山田が本塁打王。盗塁も昨年盗塁王の梶谷隆幸(DeNA)との争いとなったが、2位の梶谷に6個差をつけてタイトルを獲得した。
日本シリーズでは、史上初となる1試合3本塁打を記録した。過去に長嶋茂雄が2試合にまたがって、3打席連続本塁打を放ったが、同一試合での3打席連続弾は山田が初の快挙となった。また、首位打者(川端慎吾)、本塁打王(山田哲人)、打点王(畠山和洋)と打撃三部門で史上初めて同一球団の選手で“バラバラ三冠王”にも名を連ねている。
チームで見てみると、DeNAがプロ野球史上初、オールスター前に首位で折り返しながら、最下位でシーズンを終了。中畑体制4年目となった今季は、開幕から上位争いに食い込み、前半戦首位ターンを決めた。この時には17年ぶりのリーグ優勝の気運が高まったが、オールスター後は20勝38敗と大失速。中畑監督はシーズン終了後に辞任を発表し、悔しい結果となった。
その他、セ・リーグで全6チームが勝率5割を切ったというプロ野球史上初の珍事も。セ・パ交流戦でセ・リーグが44勝61敗3分と大きく負け越したこともあり、7月3日終了時点でセ全球団が借金生活。さらに後半戦が開幕してすぐの7月21日に、勝率5割で首位だった巨人が2位DeNAに敗れ、再び全チームが借金を抱える異常事態となった。
今季はネガティブなものもあったが、来季は、良い意味での“史上初”が数多く生まれることを期待したい。
【今季生まれた主な史上初記録】
・山田哲人 トリプルスリー&本塁打王と盗塁王、本塁打王&盗塁王、日本シリーズ1試合3連発
・柳田悠岐 トリプルスリー&首位打者
・谷繁元信 3018試合出場達成
・山本昌 50歳での登板
・松井裕樹 20歳を迎えるシーズンでの30セーブ
・ヤクルトの川端(首位打者)、山田(本塁打王)、畠山(打点王)がバラバラ三冠王
・DeNAが前半戦首位で折り返しながら、最下位でシーズン終了
・セ・リーグ全球団が借金生活
・阪神が史上初の10000試合達成
その中でも、山田哲人(ヤクルト)は数多くの“史上初”の記録を作った。まずは、史上初の本塁打王と盗塁王の同時獲得だ。今季は本塁打王本命のバレンティン(ヤクルト)、エルドレッド(広島)が出遅れたこともあり、序盤から筒香嘉智(DeNA)や畠山和洋(ヤクルト)などと争った。最終的に38本のアーチを描いた山田が本塁打王。盗塁も昨年盗塁王の梶谷隆幸(DeNA)との争いとなったが、2位の梶谷に6個差をつけてタイトルを獲得した。
日本シリーズでは、史上初となる1試合3本塁打を記録した。過去に長嶋茂雄が2試合にまたがって、3打席連続本塁打を放ったが、同一試合での3打席連続弾は山田が初の快挙となった。また、首位打者(川端慎吾)、本塁打王(山田哲人)、打点王(畠山和洋)と打撃三部門で史上初めて同一球団の選手で“バラバラ三冠王”にも名を連ねている。
チームで見てみると、DeNAがプロ野球史上初、オールスター前に首位で折り返しながら、最下位でシーズンを終了。中畑体制4年目となった今季は、開幕から上位争いに食い込み、前半戦首位ターンを決めた。この時には17年ぶりのリーグ優勝の気運が高まったが、オールスター後は20勝38敗と大失速。中畑監督はシーズン終了後に辞任を発表し、悔しい結果となった。
その他、セ・リーグで全6チームが勝率5割を切ったというプロ野球史上初の珍事も。セ・パ交流戦でセ・リーグが44勝61敗3分と大きく負け越したこともあり、7月3日終了時点でセ全球団が借金生活。さらに後半戦が開幕してすぐの7月21日に、勝率5割で首位だった巨人が2位DeNAに敗れ、再び全チームが借金を抱える異常事態となった。
今季はネガティブなものもあったが、来季は、良い意味での“史上初”が数多く生まれることを期待したい。
【今季生まれた主な史上初記録】
・山田哲人 トリプルスリー&本塁打王と盗塁王、本塁打王&盗塁王、日本シリーズ1試合3連発
・柳田悠岐 トリプルスリー&首位打者
・谷繁元信 3018試合出場達成
・山本昌 50歳での登板
・松井裕樹 20歳を迎えるシーズンでの30セーブ
・ヤクルトの川端(首位打者)、山田(本塁打王)、畠山(打点王)がバラバラ三冠王
・DeNAが前半戦首位で折り返しながら、最下位でシーズン終了
・セ・リーグ全球団が借金生活
・阪神が史上初の10000試合達成