今季、6月が終了した時点で危険球退場した投手が10人。7月以降も山井大介(中日)、バンデンハーク(ソフトバンク)、中崎翔太(広島)が危険球で退場。昨季の危険球での退場者は6人だっただけに、危険球退場が目立つシーズンとなった。
4月4日のヤクルト戦で山口俊(DeNA)が、4回に田中浩康の後頭部に死球を与え、両リーグ通じて今季初の危険球退場投手となった。山口は12年8月2日広島戦、14年7月21日中日戦以来3度目の危険球退場。この記録は桑田真澄、浅尾拓也、内海哲也に並んで最多回数となった。
ヤクルトのドラフト2位ルーキーの風張蓮はプロ初登板となった5月3日の広島戦で、初回一死走者なしの場面で2番菊池涼介の頭部に死球を当てて退場。プロ初登板は0回1/3、わずか8球で降板と、ホロ苦いデビュー戦となった。
ちなみにプロ初登板で危険球退場となったのは、05年9月1日阪神戦の小林正人(中日)、10年4月18日広島戦の矢地健人(中日)に次いで3人目。小林と矢地はリリーフ登板のため、プロ初登板初先発の投手での退場は風張が初の記録となった。
また、セ・リーグMVPに輝いた山田哲人(ヤクルト)は今季2度も頭部に死球が当たる不運に見舞われている。1度目は5月19日の久保康友(DeNA)、2度目は6月12日の藤原良平(西武)からで、いずれの投手も危険球で退場となっている。シーズンに2度、頭部に死球を食らった選手は、13年の川端崇義(オリックス)、栗山巧(西武)以来となった。
投手も頭部に狙っているわけではないが、危険球で退場する投手が来季は今季よりも最小限にとどめたいところだ。
【今季危険球退場した投手一覧】
4月4日 山口俊(DeNA)
4月11日 伊藤準規(中日)
4月19日 バリントン(オリックス)
5月3日 風張蓮(ヤクルト)
5月8日 一岡竜司(広島)
5月9日 松田遼馬(阪神)
5月19日 久保康友(DeNA)
5月23日 山崎康晃(DeNA)
6月12日 藤原良平(西武)
7月12日 山井大介(中日)
8月7日 バンデンハーク(ソフトバンク)
8月8日 中崎翔太(広島)
4月4日のヤクルト戦で山口俊(DeNA)が、4回に田中浩康の後頭部に死球を与え、両リーグ通じて今季初の危険球退場投手となった。山口は12年8月2日広島戦、14年7月21日中日戦以来3度目の危険球退場。この記録は桑田真澄、浅尾拓也、内海哲也に並んで最多回数となった。
ヤクルトのドラフト2位ルーキーの風張蓮はプロ初登板となった5月3日の広島戦で、初回一死走者なしの場面で2番菊池涼介の頭部に死球を当てて退場。プロ初登板は0回1/3、わずか8球で降板と、ホロ苦いデビュー戦となった。
ちなみにプロ初登板で危険球退場となったのは、05年9月1日阪神戦の小林正人(中日)、10年4月18日広島戦の矢地健人(中日)に次いで3人目。小林と矢地はリリーフ登板のため、プロ初登板初先発の投手での退場は風張が初の記録となった。
また、セ・リーグMVPに輝いた山田哲人(ヤクルト)は今季2度も頭部に死球が当たる不運に見舞われている。1度目は5月19日の久保康友(DeNA)、2度目は6月12日の藤原良平(西武)からで、いずれの投手も危険球で退場となっている。シーズンに2度、頭部に死球を食らった選手は、13年の川端崇義(オリックス)、栗山巧(西武)以来となった。
投手も頭部に狙っているわけではないが、危険球で退場する投手が来季は今季よりも最小限にとどめたいところだ。
【今季危険球退場した投手一覧】
4月4日 山口俊(DeNA)
4月11日 伊藤準規(中日)
4月19日 バリントン(オリックス)
5月3日 風張蓮(ヤクルト)
5月8日 一岡竜司(広島)
5月9日 松田遼馬(阪神)
5月19日 久保康友(DeNA)
5月23日 山崎康晃(DeNA)
6月12日 藤原良平(西武)
7月12日 山井大介(中日)
8月7日 バンデンハーク(ソフトバンク)
8月8日 中崎翔太(広島)