タイトルを獲得した投手がいれば、思うような活躍ができず、リーグワーストの記録を残した投手もいる。
セ・リーグでは、能見篤史、藤浪晋太郎と阪神勢のリーグワースト記録が目立った。能見は防御率3.72、敗戦数13、被安打170、自責点66はいずれもリーグで最も悪い数字だった。今季は好不調の波が激しく、4月26日の広島戦で6安打完封するも、その次の登板となった5月3日の巨人戦では6回、10被安打、5失点。なんとか二ケタ11勝を記録したが、少し物足りないシーズンだった。
藤浪は松坂大輔(当時西武)以来、高卒から3年連続で二ケタ勝利を達成。自身初となる最多奪三振のタイトルを獲得するなど、飛躍の年になった。だが、与四球82、与死球11、暴投9はいずれもリーグワースト。
奪三振数だけでなく、与四死球も多いこともあり、1試合あたりの球数が増えた。9月3日の広島戦では7回1失点で降板したが、147球を要している。ちなみにこの日は、12奪三振を記録したが、9つの四死球を与えた。荒れ球が持ち味ではあるが、来季以降の課題となる。
パ・リーグもタイトルを獲得した投手が、リーグワーストを記録している部門があった。リーグ投手三冠に輝いた大谷翔平(日本ハム)は、暴投の数が9つとリーグで一番多く、最多勝の涌井秀章は先発登板数が多かったことも関係しているのか、自責点71はリーグワーストだった。
【ワーストいろいろ】
<セ・リーグ>
防御率 3.72 能見篤史(阪神)
敗戦数 13 能見篤史(阪神)
被安打 170 能見篤史(阪神)
被本塁打 18 小川泰弘(ヤクルト)
与四球 82 藤浪晋太郎(阪神)
与死球 11 藤浪晋太郎(阪神)
暴 投 9 藤浪晋太郎(阪神)、新垣渚(ヤクルト)、三嶋一輝(DeNA)
自責点 66 能見篤史(阪神)
ボーク 6 ポレダ(巨人)
<パ・リーグ>
防御率 3.84 吉川光夫(日本ハム)
敗戦数 12 石川歩(ロッテ)
被安打 191 石川歩(ロッテ)
被本塁打 19 十亀剣(西武)
与四球 63 イ・デウン(ロッテ)
与死球 11 牧田和久(西武)、吉川光夫(日本ハム)
暴 投 9 大谷翔平(日本ハム)
自責点 71 涌井秀章(ロッテ)
ボーク 3 武田翔太(ソフトバンク)、ライブリー(日本ハム)
セ・リーグでは、能見篤史、藤浪晋太郎と阪神勢のリーグワースト記録が目立った。能見は防御率3.72、敗戦数13、被安打170、自責点66はいずれもリーグで最も悪い数字だった。今季は好不調の波が激しく、4月26日の広島戦で6安打完封するも、その次の登板となった5月3日の巨人戦では6回、10被安打、5失点。なんとか二ケタ11勝を記録したが、少し物足りないシーズンだった。
藤浪は松坂大輔(当時西武)以来、高卒から3年連続で二ケタ勝利を達成。自身初となる最多奪三振のタイトルを獲得するなど、飛躍の年になった。だが、与四球82、与死球11、暴投9はいずれもリーグワースト。
奪三振数だけでなく、与四死球も多いこともあり、1試合あたりの球数が増えた。9月3日の広島戦では7回1失点で降板したが、147球を要している。ちなみにこの日は、12奪三振を記録したが、9つの四死球を与えた。荒れ球が持ち味ではあるが、来季以降の課題となる。
パ・リーグもタイトルを獲得した投手が、リーグワーストを記録している部門があった。リーグ投手三冠に輝いた大谷翔平(日本ハム)は、暴投の数が9つとリーグで一番多く、最多勝の涌井秀章は先発登板数が多かったことも関係しているのか、自責点71はリーグワーストだった。
【ワーストいろいろ】
<セ・リーグ>
防御率 3.72 能見篤史(阪神)
敗戦数 13 能見篤史(阪神)
被安打 170 能見篤史(阪神)
被本塁打 18 小川泰弘(ヤクルト)
与四球 82 藤浪晋太郎(阪神)
与死球 11 藤浪晋太郎(阪神)
暴 投 9 藤浪晋太郎(阪神)、新垣渚(ヤクルト)、三嶋一輝(DeNA)
自責点 66 能見篤史(阪神)
ボーク 6 ポレダ(巨人)
<パ・リーグ>
防御率 3.84 吉川光夫(日本ハム)
敗戦数 12 石川歩(ロッテ)
被安打 191 石川歩(ロッテ)
被本塁打 19 十亀剣(西武)
与四球 63 イ・デウン(ロッテ)
与死球 11 牧田和久(西武)、吉川光夫(日本ハム)
暴 投 9 大谷翔平(日本ハム)
自責点 71 涌井秀章(ロッテ)
ボーク 3 武田翔太(ソフトバンク)、ライブリー(日本ハム)