大谷翔平(日本ハム)、則本昂大(楽天)、菅野智之(巨人)など2012年のドラフトでプロ入りした投手たちの活躍が目立つ。この年のドラフトで入団した投手全員の通算勝利数は322勝。09年ドラフト組が196勝、10年が318勝、11年が235勝となっている。
特に斎藤佑樹(日本ハム)、大石達也(西武)、沢村拓一(巨人)など『88年世代』と呼ばれる有望選手が多かった10年のドラフトでプロ入りした投手たちよりも勝ち数が多く、高卒、大卒、社会人と優秀な投手が多かったことが分かる。
12年ドラフトでプロ入りした選手の中で、通算勝利数が最も多いのは則本の39勝。プロ入り1年目で、いきなり開幕投手を務めるなど15勝をマーク。2年目も14勝、3年目は1、2年目に比べて勝ち数は減少したが、10勝を挙げるなど3年連続で二ケタ勝利を達成した。
投球フォームがノーラン・ライアンに似ていることから“和製ライアン”と呼ばれる小川泰弘(ヤクルト)も通算36勝を挙げている。小川は1年目にリーグ最多の16勝。2年目は骨折で離脱したこともあり9勝に終わったが、今季は11勝を記録し、14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
また、菅野、藤浪晋太郎(阪神)も通算勝利数は35を挙げている。ちなみにこの年のドラフトで入団した投手は通算30勝以上を記録している投手が4人いるが、その他の年を見てみると09年が菊池雄星(西武)1人、10年が牧田和久(西武)、大野雄大(中日)、沢村の3人、11年が野村祐輔(広島)1人となっている。
30勝以上に届いていないが12年ドラフト組にはその他、今季初めて二ケタ勝利を挙げた若松駿太(中日)、DeNAの将来のエース候補・井納翔一、リリーフでは高橋朋己(西武)、増田達至(西武)などがいる。彼らが将来的にどれくらい勝ち星を伸ばしていくか今から楽しみだ。
【主な12年ドラフト組の通算成績】
則本昂大(楽天)
通算成績:39勝29敗0S 防3.08
小川泰弘(ヤクルト)
通算成績:36勝18敗0S 防3.17
菅野智之(巨人)
通算成績:35勝22敗0S 防2.45
藤浪晋太郎(阪神)
通算成績:35勝21敗0S 防2.86
大谷翔平(日本ハム)
通算成績:29勝9敗0S 防2.72
特に斎藤佑樹(日本ハム)、大石達也(西武)、沢村拓一(巨人)など『88年世代』と呼ばれる有望選手が多かった10年のドラフトでプロ入りした投手たちよりも勝ち数が多く、高卒、大卒、社会人と優秀な投手が多かったことが分かる。
12年ドラフトでプロ入りした選手の中で、通算勝利数が最も多いのは則本の39勝。プロ入り1年目で、いきなり開幕投手を務めるなど15勝をマーク。2年目も14勝、3年目は1、2年目に比べて勝ち数は減少したが、10勝を挙げるなど3年連続で二ケタ勝利を達成した。
投球フォームがノーラン・ライアンに似ていることから“和製ライアン”と呼ばれる小川泰弘(ヤクルト)も通算36勝を挙げている。小川は1年目にリーグ最多の16勝。2年目は骨折で離脱したこともあり9勝に終わったが、今季は11勝を記録し、14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
また、菅野、藤浪晋太郎(阪神)も通算勝利数は35を挙げている。ちなみにこの年のドラフトで入団した投手は通算30勝以上を記録している投手が4人いるが、その他の年を見てみると09年が菊池雄星(西武)1人、10年が牧田和久(西武)、大野雄大(中日)、沢村の3人、11年が野村祐輔(広島)1人となっている。
30勝以上に届いていないが12年ドラフト組にはその他、今季初めて二ケタ勝利を挙げた若松駿太(中日)、DeNAの将来のエース候補・井納翔一、リリーフでは高橋朋己(西武)、増田達至(西武)などがいる。彼らが将来的にどれくらい勝ち星を伸ばしていくか今から楽しみだ。
【主な12年ドラフト組の通算成績】
則本昂大(楽天)
通算成績:39勝29敗0S 防3.08
小川泰弘(ヤクルト)
通算成績:36勝18敗0S 防3.17
菅野智之(巨人)
通算成績:35勝22敗0S 防2.45
藤浪晋太郎(阪神)
通算成績:35勝21敗0S 防2.86
大谷翔平(日本ハム)
通算成績:29勝9敗0S 防2.72