ニュース 2015.12.07. 10:00

球界を代表する投手がランクイン 平成生まれの通算勝利数トップ10

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侍ジャパンにも選出された則本昂大(左)と西勇輝(右) [Getty Images]
 年号が平成となってから今年で27年。昭和最後の世代となった田中将大(ヤンキース)、前田健太(広島)ら“88年世代”が球界を引っ張る存在となっているが、大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)など平成生まれの選手たちの活躍ぶりも目立っている。

 平成生まれの投手限定の通算勝利数を見てみると、平成元年生まれの唐川侑己(ロッテ)が最多の54勝を挙げている。唐川は07年高校生ドラフト1位でロッテに入団。1年目の08年4月26日のソフトバンク戦で、平成生まれのプロ野球選手としては第1号となる勝利に輝いた。二ケタ勝利は11年の一度だけだが、高卒でプロ入りしていることもあり、平成生まれの投手では現在1位の勝ち数となっている。

 2位は平成2年生まれの西勇輝(オリックス)の49勝。西も唐川と同じように高卒で入団したこともあり、プロ年数は7年と長い。近年は2年連続二ケタ勝利をマークするなど、エースの金子千尋に次ぐ存在となっている。11月に行われたプレミア12では日本代表として出場した。

 3位は西と同学年の則本昂大(楽天)の39勝だ。則本は西と同学年ではあるが、大学卒業して12年のドラフトでプロ入り。プロ1年目の13年はルーキーでいきなり開幕投手を任されるなど15勝。2年目も以降も14勝、10勝と新人から3年連続で二ケタ勝利をクリアしている。

 4位以降も平成元年、2年生まれの投手が多くランクインしているが、平成6年生まれの藤浪晋太郎(阪神)が5位、大谷翔平(日本ハム)が9位に入った。

 平成生まれの通算勝利数トップ10は以下の通り。

【平成生まれの通算勝利数トップ10】
1位 唐川侑己(ロッテ)
通算成績:54勝47敗0S 防3.77
平成元年生まれ 8年目 / 26歳

2位 西勇輝(オリックス)
通算成績:49勝34敗1S 防3.03
平成2年生まれ 7年目 / 25歳

3位 則本昂大(楽天)
通算成績:39勝29敗0S 防3.08
平成2年生まれ 3年目 / 24歳

4位 小川泰弘(ヤクルト)
通算成績:36勝18敗0S 防3.17
平成2年生まれ 3年目 / 25歳

5位 菅野智之(巨人)
通算成績:35勝22敗0S 防2.45
平成元年生まれ 3年目 / 26歳

5位 藤浪晋太郎(阪神)
通算成績:35勝21敗0S 防2.86
平成6年生まれ 3年目 / 21歳

7位 野村祐輔(広島)
通算成績:33勝33敗0S 防3.43
平成元年生まれ 4年目 / 26歳

8位 菊池雄星(西武)
通算成績:31勝29敗1S 防3.02
平成3年生まれ 6年目 / 24歳

9位 大谷翔平(日本ハム)
通算成績:29勝9敗0S 防2.72
平成6年生まれ 3年目 / 21歳

10位 武田翔太(ソフトバンク)
通算成績:28勝14敗0S 防2.71
平成5年生まれ 4年目 / 22歳
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