各球団来季に向けて戦力補強を行っているが、2年ぶりにAクラス入りを果たしたロッテは、西武を戦力外となった田中靖洋の獲得を発表したのみ。
特に今オフは、長年ロッテのサードのレギュラーを張り05年と10年の日本一に大きく貢献した今江敏晃が楽天、14年から2年間セカンドのレギュラーとして出場していたクルーズが巨人へ移籍した。内野のレギュラー選手2人が同時に抜ける非常事態ではあるが、他球団に比べると、あまり補強が進んでいない状況だ。
しかし、全く獲得調査に動いていないわけではない。クルーズの退団が噂されていた11月上旬から韓国・サムスンに所属するヤマイコ・ナバーロの獲得調査は進めている。ナバーロはドミニカ出身で14年にサムスンに入団すると、昨季は打率.308、31本塁打を記録。今季は打率.287に落としたが、韓国プロ野球の助っ人シーズン新記録となる48本塁打をマークした。長打力だけでなく、守備も二塁と三塁の両方をこなせるだけに、かなり魅力のある選手だ。
また、ここへ来てバルディリスの名前も獲得候補に挙がっている。三塁手を主戦場とするバルディリスは、今季までDeNAでプレーするなど日本球界に8年在籍と経験豊富。今季は139試合に出場して、打率.258、13本塁打56打点だったが、オリックス時代の13年には打率.289、91打点を記録したシーズンもある。かつて、オリックスに所属していたこともあり、仮に入団となればパ・リーグ投手の対応には問題なさそうだ。
一方投手では、2年連続2ケタ勝利を挙げながらソフトバンクを自由契約となったスタンリッジの獲得調査を進めている。スタンリッジは来季で38歳と高齢ではあるが、こちらもバルディリス同様に日本での実績は十分。ロッテは内野手だけでなく、先発投手陣も手薄なだけに、必要な存在だ。
現時点では今江、クルーズが抜け、かなり戦力が落ちている。若手の台頭も必要不可欠ではあるが、チームの核となる助っ人を補強したいところだ。
特に今オフは、長年ロッテのサードのレギュラーを張り05年と10年の日本一に大きく貢献した今江敏晃が楽天、14年から2年間セカンドのレギュラーとして出場していたクルーズが巨人へ移籍した。内野のレギュラー選手2人が同時に抜ける非常事態ではあるが、他球団に比べると、あまり補強が進んでいない状況だ。
しかし、全く獲得調査に動いていないわけではない。クルーズの退団が噂されていた11月上旬から韓国・サムスンに所属するヤマイコ・ナバーロの獲得調査は進めている。ナバーロはドミニカ出身で14年にサムスンに入団すると、昨季は打率.308、31本塁打を記録。今季は打率.287に落としたが、韓国プロ野球の助っ人シーズン新記録となる48本塁打をマークした。長打力だけでなく、守備も二塁と三塁の両方をこなせるだけに、かなり魅力のある選手だ。
また、ここへ来てバルディリスの名前も獲得候補に挙がっている。三塁手を主戦場とするバルディリスは、今季までDeNAでプレーするなど日本球界に8年在籍と経験豊富。今季は139試合に出場して、打率.258、13本塁打56打点だったが、オリックス時代の13年には打率.289、91打点を記録したシーズンもある。かつて、オリックスに所属していたこともあり、仮に入団となればパ・リーグ投手の対応には問題なさそうだ。
一方投手では、2年連続2ケタ勝利を挙げながらソフトバンクを自由契約となったスタンリッジの獲得調査を進めている。スタンリッジは来季で38歳と高齢ではあるが、こちらもバルディリス同様に日本での実績は十分。ロッテは内野手だけでなく、先発投手陣も手薄なだけに、必要な存在だ。
現時点では今江、クルーズが抜け、かなり戦力が落ちている。若手の台頭も必要不可欠ではあるが、チームの核となる助っ人を補強したいところだ。