リーグ3連覇を目指すソフトバンクの工藤公康監督や、最下位脱出を目指す楽天の梨田昌孝監督などが、球団公式HPなどを通じて、今季に向けた新年のあいさつ、意気込みなどを語っている。

　工藤監督は昨季、日本一となった秋山幸二前監督の後を受けて、監督就任。前年日本一のチームの監督を引き受けるというプレッシャーがあった中、強力な戦力を活かし、日本一に導いた。工藤監督は球団公式HPを通じて「2016年は3連覇がかかった大事な年です。他球団の選手たちは、打倒ソフトバンクホークスという形でくると思います。昨年とは同じ戦いをしては絶対に勝てないと思っていますので、選手たちには変化を求めていきたい」とコメントした。

　2年連続最下位に沈んだ楽天は、今季から梨田昌孝監督が就任。近鉄、日本ハムの監督時代にチームをリーグ優勝に導いた経験があり、実績は十分。13年に球団初の日本一に輝きながら、ここ2年は最下位。チーム立て直しに期待がかかる。梨田監督は球団公式HPを通じて「今年は強いイーグルスをお見せします。ボールパークとして生まれ変わった球場へお越しいただいて、選手たちをしっかり応援してください」と話している。

　その他、西武の田辺徳雄監督は「ここ2年間ファンの皆様に非常に寂しい思いをさせていますので、今年は是が非でもリーグ優勝と日本一になります」と意気込み、阪神の金本知憲監督は「フロントの協力を得て、編成、スカウトから裏方まで、野球に対する意識を勝つために変えていく」と話した。