14年にブレイクした山田哲人(ヤクルト)と柳田悠岐(ソフトバンク)は、翌15年にリーグMVPやトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成するなど、引き続き大活躍を見せた。昨季ブレイクした選手といえば、秋山翔吾(西武)、松井裕樹(楽天)などが挙げられる。
彼らは、山田、柳田のように今季活躍できるか注目だ。秋山は昨季、シーズン最多安打記録を更新する216本の安打をマーク。14年は打撃不振で一時二軍落ちを経験するなど、苦しいシーズンから一転して大ブレイクを遂げる年となった。マークが昨季以上に厳しくなることが予想される今季、史上初となる2年連続シーズン200安打達成に期待がかかる。
投手では松井裕が高卒2年目の昨季、シーズンセーブ数の球団記録を塗り替える33セーブを挙げた。当初は中継ぎでの起用が予定されていたが、守護神候補のミコライオが故障で長期離脱。2年目の松井裕は、抑えのポジションを任された。結果的にこの起用が上手くいき、11月に行われたプレミア12の日本代表に選出されるほどの投手に成長。今季も抑えを務めることが予定され、昨季を上回るセーブ数を挙げたいところだ。
一方で、ブレイクしたが故障や不振で成績を翌年に落としたケースもある。14年に山田、柳田のように、雄平(ヤクルト)、福谷浩司(中日)などが大ブレイクを果たしたが、雄平は打率、本塁打、打点と打撃3部門で前年を大きく下回る成績。福谷は、開幕から故障で離脱していた岩瀬仁紀に代わり守護神を任されるも、打ち込まれる場面が多く、シーズン途中に二軍落ちを経験した。
秋山、松井裕など昨季大ブレイクした選手たちは今季、マークが厳しくなる中で、変わらず活躍することができるだろうか。
昨季成績:143試 率.359 本14 点55
松井裕樹(楽天)
昨季成績:63試 3勝2敗33S 防0.87
森友哉(西武)
昨季成績:138試 率.287 本17 点68
清田育宏(ロッテ)
昨季成績:130試 率.317 本15 点67
彼らは、山田、柳田のように今季活躍できるか注目だ。秋山は昨季、シーズン最多安打記録を更新する216本の安打をマーク。14年は打撃不振で一時二軍落ちを経験するなど、苦しいシーズンから一転して大ブレイクを遂げる年となった。マークが昨季以上に厳しくなることが予想される今季、史上初となる2年連続シーズン200安打達成に期待がかかる。
投手では松井裕が高卒2年目の昨季、シーズンセーブ数の球団記録を塗り替える33セーブを挙げた。当初は中継ぎでの起用が予定されていたが、守護神候補のミコライオが故障で長期離脱。2年目の松井裕は、抑えのポジションを任された。結果的にこの起用が上手くいき、11月に行われたプレミア12の日本代表に選出されるほどの投手に成長。今季も抑えを務めることが予定され、昨季を上回るセーブ数を挙げたいところだ。
一方で、ブレイクしたが故障や不振で成績を翌年に落としたケースもある。14年に山田、柳田のように、雄平(ヤクルト)、福谷浩司(中日)などが大ブレイクを果たしたが、雄平は打率、本塁打、打点と打撃3部門で前年を大きく下回る成績。福谷は、開幕から故障で離脱していた岩瀬仁紀に代わり守護神を任されるも、打ち込まれる場面が多く、シーズン途中に二軍落ちを経験した。
秋山、松井裕など昨季大ブレイクした選手たちは今季、マークが厳しくなる中で、変わらず活躍することができるだろうか。
主な昨季ブレイクした選手
秋山翔吾(西武)昨季成績:143試 率.359 本14 点55
松井裕樹(楽天)
昨季成績:63試 3勝2敗33S 防0.87
森友哉(西武)
昨季成績:138試 率.287 本17 点68
清田育宏(ロッテ)
昨季成績:130試 率.317 本15 点67