13、15年は9勝止まり、初の2ケタを目指す
西武の菊池雄星投手が31日、南郷キャンプに備え宮崎入り。自身のブログでキャンプ地到着をファンに報告した。
菊池は合同トレーニングを行った佐野泰雄投手、佐藤勇投手とのスリーショットを掲載し、「後輩選手との初めての合同トレーニング合宿も行い、切磋琢磨出来たと思います! 今シーズンはこの3人が、一軍で一緒にプレー出来るように僕も頑張ります!」と意気込みを綴った。
佐野と佐藤も同じ左腕の先発タイプだが、7年目を迎える剛腕は共闘を強調。その背景にはチーム全体での左腕不足が挙げられ、昨季の先発左腕白星は菊池の9勝(10敗)とルブランの2勝(5敗)のみ。今季は新外国人のバンヘッケンやドラフト加入組に期待がかかるが、弱点克服へ既存戦力の底上げは必須だ。
2年目の佐野は昨秋の豪州ウインターリーグで貴重な経験を積み、佐藤は粗削りだが伸びしろ十分な高卒4年目。菊池は「佐野も(佐藤)勇も、ぶっ倒れながら、吐きながら、慣れないトレーニングについて来てくれました」と頑張りを評価。キャンプは3投手とも、主力組のA班スタートとなっている。