「若い人が入ったおかげで、みんなの目の色が違うなと感じた」。
ロッテの伊東勤監督は、ドラフト1位のルーキー・平沢大河が加入したことで、競争意識が高まったように感じたようだ。特に、平沢とポジションが同じ、キャプテン・鈴木大地は紅白戦、練習試合、オープン戦で打撃が好調。早くも“平沢効果”が出ている。
鈴木は14年に遊撃のレギュラーを掴み、昨季もチーム最多の142試合に出場。キャプテンとしてチームを引っ張り、2年ぶりのAクラス入りに大きく貢献した。しかし、打撃では打率.263、6本塁打、50打点と今ひとつ物足りない成績だった。
そこに、3年夏の全国甲子園大会で準優勝に輝いた仙台育英の遊撃手・平沢がドラフトで加入。高卒ルーキーではあるが、練習試合で結果を残すなど、内野手では立浪和義氏以来、28年ぶりに開幕スタメンを狙えるほどの能力を持つ。プロ野球解説者の野村克也氏も14日の『S1』(TBS系)で「欠点を教えて欲しい」とべた褒めするなど評価は高い。
ただ、鈴木も簡単に高卒ルーキーに、遊撃のレギュラーを渡すわけにはいかない。『6番・二塁』で出場した17日の紅白戦で本塁打を含む、3安打4打点と大暴れ。さらに20日に行われた中日とのオープン戦では『6番・遊撃』で出場し、昨季10勝を挙げブレイクした若松駿太からライト前ヒットを放つなど、マルチ安打を記録。打撃で存在感を示している。
鈴木だけでなく、二軍で昨季、最も多く遊撃のポジションで出場した3年目の三木亮も状態が良い。守備力はプロ入り時から評価が高かった一方で、打撃に課題を抱えていた。だが、今キャンプの実戦では、3試合でマルチ安打を記録するなど絶好調。平沢、鈴木に負けじとアピールする。
平沢が入団し、昨季以上に競争力が高くなったロッテ内野陣。高いレベルでの争いになっていけば、チーム力はさらに上がっていきそうだ。
ロッテの伊東勤監督は、ドラフト1位のルーキー・平沢大河が加入したことで、競争意識が高まったように感じたようだ。特に、平沢とポジションが同じ、キャプテン・鈴木大地は紅白戦、練習試合、オープン戦で打撃が好調。早くも“平沢効果”が出ている。
鈴木は14年に遊撃のレギュラーを掴み、昨季もチーム最多の142試合に出場。キャプテンとしてチームを引っ張り、2年ぶりのAクラス入りに大きく貢献した。しかし、打撃では打率.263、6本塁打、50打点と今ひとつ物足りない成績だった。
そこに、3年夏の全国甲子園大会で準優勝に輝いた仙台育英の遊撃手・平沢がドラフトで加入。高卒ルーキーではあるが、練習試合で結果を残すなど、内野手では立浪和義氏以来、28年ぶりに開幕スタメンを狙えるほどの能力を持つ。プロ野球解説者の野村克也氏も14日の『S1』(TBS系)で「欠点を教えて欲しい」とべた褒めするなど評価は高い。
ただ、鈴木も簡単に高卒ルーキーに、遊撃のレギュラーを渡すわけにはいかない。『6番・二塁』で出場した17日の紅白戦で本塁打を含む、3安打4打点と大暴れ。さらに20日に行われた中日とのオープン戦では『6番・遊撃』で出場し、昨季10勝を挙げブレイクした若松駿太からライト前ヒットを放つなど、マルチ安打を記録。打撃で存在感を示している。
鈴木だけでなく、二軍で昨季、最も多く遊撃のポジションで出場した3年目の三木亮も状態が良い。守備力はプロ入り時から評価が高かった一方で、打撃に課題を抱えていた。だが、今キャンプの実戦では、3試合でマルチ安打を記録するなど絶好調。平沢、鈴木に負けじとアピールする。
平沢が入団し、昨季以上に競争力が高くなったロッテ内野陣。高いレベルでの争いになっていけば、チーム力はさらに上がっていきそうだ。