06年から10年間指揮を執った原辰徳監督が退任し、今季から高橋由伸監督が巨人の新監督に就任した。巨人は新監督の下、2年ぶりのリーグ優勝を目指す。外野陣に目を向けると、長野久義を始め、立岡宗一郎、亀井善行、大田泰示、鈴木尚広、重信慎之介など層が厚い。レギュラー争いだけでなく、開幕一軍を目指す外野手の競争も熾烈だ。
8年目の大田泰示が開幕一軍を目指し奮闘中。昨季は、主力に故障者が続出したことに加え、自身が練習試合、オープン戦で打撃好調だったこともあり、“開幕4番”もあるのではないかと言われたほど。ただ、開幕前に故障し離脱。早期一軍復帰を果たしたが、一軍定着とはならなかった。
迎えた今季は、昨季ほどのインパクトは残せていないが、途中出場した2日の日本ハム戦で、本塁打を放っている。打点数もギャレット、長野久義に次いでチーム3位の5打点を記録しており、開幕一軍に向けてアピールを続けている。
一方、キャンプ期間中に高評価を得ていたドラフト2位ルーキーの重信慎之介は、ここへ来て状態が落ちてきている。オープン戦には9試合に出場し、自慢の足では2盗塁をマークしているが、打率は.217と低迷。三振数もチームワースト2位の6三振と苦しむ。開幕一軍、開幕スタメンを手にするためにも、キャンプの頃の状態を取り戻したいところだ。
その他、故障明けの松本哲也も二軍戦に復帰し、5日のDeNAとの二軍戦で3安打を記録するなど虎視眈々と一軍を狙っている。激戦区の巨人外野。この中から誰が開幕一軍の切符を掴むだろうか。
【大田、重信のOP戦成績】
大田泰示
OP戦成績:9試 率.333 本1 点5
重信慎之介
OP戦成績:9試 率.217 本0 点0
8年目の大田泰示が開幕一軍を目指し奮闘中。昨季は、主力に故障者が続出したことに加え、自身が練習試合、オープン戦で打撃好調だったこともあり、“開幕4番”もあるのではないかと言われたほど。ただ、開幕前に故障し離脱。早期一軍復帰を果たしたが、一軍定着とはならなかった。
迎えた今季は、昨季ほどのインパクトは残せていないが、途中出場した2日の日本ハム戦で、本塁打を放っている。打点数もギャレット、長野久義に次いでチーム3位の5打点を記録しており、開幕一軍に向けてアピールを続けている。
一方、キャンプ期間中に高評価を得ていたドラフト2位ルーキーの重信慎之介は、ここへ来て状態が落ちてきている。オープン戦には9試合に出場し、自慢の足では2盗塁をマークしているが、打率は.217と低迷。三振数もチームワースト2位の6三振と苦しむ。開幕一軍、開幕スタメンを手にするためにも、キャンプの頃の状態を取り戻したいところだ。
その他、故障明けの松本哲也も二軍戦に復帰し、5日のDeNAとの二軍戦で3安打を記録するなど虎視眈々と一軍を狙っている。激戦区の巨人外野。この中から誰が開幕一軍の切符を掴むだろうか。
【大田、重信のOP戦成績】
大田泰示
OP戦成績:9試 率.333 本1 点5
重信慎之介
OP戦成績:9試 率.217 本0 点0