守りでは渡米後初のファーストにも挑戦
カブスとマイナー契約を結んだ川崎宗則内野手が10日(現地時間9日)、インディアンス戦に途中出場し、オープン戦初安打を放った。
川崎は7回表、ファーストの守備から途中出場。8回からはショートへ回り、9回裏にはオープン戦5試合目にして初安打となるレフト前ヒットを放った。
この日は1打数1安打、1四球1盗塁の成績で、オープン戦打率は.143。前日のドジャース戦はメンバーから外れたが、2日ぶりの実戦で存在感を示した。
川崎は昨季限りでブルージェイズを退団し、新たにカブスとマイナー契約を結んだ。マイナーからのスタートはマリナーズ時代(2012年)、ブルージェイズ時代(13~15年)に続き5年連続。過去4年はいずれもメジャー昇格を果たしている。
カブスは若手の有望株が多く、昨季は地区3位ながら97勝をマークし、ワイルドカードでプレーオフ進出を果たした。残されたチャンスは少ないが、今後も地道に結果を残し、1日でも早くメジャー昇格を果たしてほしいところだ。