3月25日にプロ野球の2016年シーズンが開幕を迎える。各球団のルーキーたちは、開幕一軍を目指し、現在奮闘中だ。ここでは、最近10年間で開幕戦にスタメン出場したルーキーたちを見ていきたい。
高卒新人での開幕スタメンは06年の炭谷銀仁朗(西武)、11年の駿太(オリックス)、13年の大谷翔平(日本ハム)の3人いる。高卒新人の捕手で51年ぶりに開幕スタメンを勝ち取った炭谷は、06年3月25日のオリックスとの開幕戦で、7回にセンター前ヒットを放ちプロ初安打を記録。高卒新人が開幕戦でヒットを放ったのは、立浪和義以来4人目の快挙だった。
大卒新人では、14年に西浦直亨(ヤクルト)がDeNAとの開幕戦に『8番・遊撃』で出場し、プロ初打席の初球を叩き、左中間スタンドに本塁打を放っている。ちなみに、西浦がプロ初本塁打を放った投手は、法政大学時代の先輩・三嶋一輝だった。
即戦力として期待されている社会人出身の選手では、06年の藤井淳志(中日)、10年の荻野貴司(ロッテ)、15年の倉本寿彦(DeNA)などがスタメン出場している。
また、投手では13年に則本昂大(楽天)が、3月29日のソフトバンクとの開幕戦で、プロ入り初登板で開幕投手を務めた。新人の開幕投手は84年の高野光(ヤクルト)以来29年ぶり、パ・リーグでは杉浦忠(南海)以来55年ぶりの快挙。同日の投球成績は6回1/3を投げて、4失点だった。
今季は高山俊(阪神)、重信慎之介(巨人)、山崎晃太朗(ヤクルト)、茂木栄五郎(楽天)など即戦力のルーキーが多い。この中から何人の選手が開幕スタメンを勝ち取ることができるだろうか。
<最近10年間で開幕戦に先発出場した主な新人野手>
【2006年】
藤井淳志(中日)
梵英心(広島)
松田宣浩(ソフトバンク)
炭谷銀仁朗(西武)
【2007年】
大引啓次(オリックス)
【2008年】
なし
【2009年】
松本啓二朗(横浜)
山崎憲晴(横浜)
【2010年】
荻野貴司(ロッテ)
大島洋平(中日)
荒木貴裕(ヤクルト)
【2011年】
駿太(オリックス)
秋山翔吾(西武)
【2012年】
伊藤隼太(阪神)
【2013年】
大谷翔平(日本ハム)
金子侑司(西武)
【2014年】
西浦直亨(ヤクルト)
井上晴哉(ロッテ)
【2015年】
倉本寿彦(DeNA)
※一部誤りがございましたので、訂正いたしました。
高卒新人での開幕スタメンは06年の炭谷銀仁朗(西武)、11年の駿太(オリックス)、13年の大谷翔平(日本ハム)の3人いる。高卒新人の捕手で51年ぶりに開幕スタメンを勝ち取った炭谷は、06年3月25日のオリックスとの開幕戦で、7回にセンター前ヒットを放ちプロ初安打を記録。高卒新人が開幕戦でヒットを放ったのは、立浪和義以来4人目の快挙だった。
大卒新人では、14年に西浦直亨(ヤクルト)がDeNAとの開幕戦に『8番・遊撃』で出場し、プロ初打席の初球を叩き、左中間スタンドに本塁打を放っている。ちなみに、西浦がプロ初本塁打を放った投手は、法政大学時代の先輩・三嶋一輝だった。
即戦力として期待されている社会人出身の選手では、06年の藤井淳志(中日)、10年の荻野貴司(ロッテ)、15年の倉本寿彦(DeNA)などがスタメン出場している。
また、投手では13年に則本昂大(楽天)が、3月29日のソフトバンクとの開幕戦で、プロ入り初登板で開幕投手を務めた。新人の開幕投手は84年の高野光(ヤクルト)以来29年ぶり、パ・リーグでは杉浦忠(南海)以来55年ぶりの快挙。同日の投球成績は6回1/3を投げて、4失点だった。
今季は高山俊(阪神)、重信慎之介(巨人)、山崎晃太朗(ヤクルト)、茂木栄五郎(楽天)など即戦力のルーキーが多い。この中から何人の選手が開幕スタメンを勝ち取ることができるだろうか。
<最近10年間で開幕戦に先発出場した主な新人野手>
【2006年】
藤井淳志(中日)
梵英心(広島)
松田宣浩(ソフトバンク)
炭谷銀仁朗(西武)
【2007年】
大引啓次(オリックス)
【2008年】
なし
【2009年】
松本啓二朗(横浜)
山崎憲晴(横浜)
【2010年】
荻野貴司(ロッテ)
大島洋平(中日)
荒木貴裕(ヤクルト)
【2011年】
駿太(オリックス)
秋山翔吾(西武)
【2012年】
伊藤隼太(阪神)
【2013年】
大谷翔平(日本ハム)
金子侑司(西武)
【2014年】
西浦直亨(ヤクルト)
井上晴哉(ロッテ)
【2015年】
倉本寿彦(DeNA)
※一部誤りがございましたので、訂正いたしました。