いよいよ開幕!プロ野球2016シーズン
3月25日(金)、いよいよプロ野球2016年シーズン開幕の日を迎えた。
昨年は類を見ない大混戦となったセ・リーグ。最終的には前年まで2年連続で最下位に沈んでいたヤクルトが抜け出し、14年ぶりとなるリーグ優勝を果たした。
ディフェンディング・チャンピオンとして挑む今シーズン、初戦は敵地・東京ドームでの巨人戦。昨シーズンの1位・2位がいきなり激突する。
ヤクルトの開幕投手は小川泰弘、対する巨人は菅野智之。菅野は1年間の浪人生活を挟んでいるが、ともに大卒でプロ入りし、そこから3年でエースとしての地位を築き上げた右腕同士の対決となる。
ともにプロ2年目の2014年に初の開幕投手を務め、そこから今年で3年連続となる大役。通算の勝利数も小川が36勝、菅野は35勝と似たような歩みでここまで来た。
2人は昨年8月26日に神宮球場で投げ合っており、その時はヤクルトが勝利。0-0で迎えた4回、二死満塁のチャンスで打席に入った小川は菅野の投球に必死で食らいついていくと、11球目に押し出しの四球を勝ち取って先制。攻略の突破口を開いたという“名勝負”もあった。
今度は場所を東京ドームに移しての再戦。特に菅野は昨年ヤクルトに対して0勝4敗、防御率も6.10と苦杯をなめただけに、リベンジを期すマウンドとなる。開幕戦は両先発の“ライバル対決”から目が離せない。
セ・リーグは3試合すべてが18時開始。京セラドーム大阪では、阪神が中日と2年連続で対戦。昨年は球団初となる開幕から2試合連続でのサヨナラ勝ちを収めている。
また、マツダスタジアムでは広島とDeNAの一戦が開催。広島は左腕のクリス・ジョンソンが先発。球団ではネイサン・ミンチー(1999年)、コルビー・ルイス(2009年)、ブライアン・バリントン(2013年)に次いで史上4人目の外国人開幕投手となる。
一方のDeNAは井納翔一が先発。右足の故障により開幕を回避することになった山口俊の思いも背負い、初めての大役を全うする。
【25日の試合予定】
巨人(菅野智之) - ヤクルト(小川泰弘)
<東京ドーム 18時00分>
・最近5年の開幕戦
巨:○●○○○ ※3連勝中!
ヤ:●○●○○ ※2連勝中!
阪神(メッセンジャー) - 中日(大野雄大)
<京セラD大阪 18時00分>
・最近5年の開幕戦
神:○△○●○
中:●○●●● ※3連敗中...
広島(ジョンソン) - DeNA(井納翔一)
<マツダ 18時00分>
・最近5年の開幕戦
広:●●●○●
De:○△○●● ※2連敗中...