制球に苦しみ四球絡みで失点
ソフトバンクの和田毅投手が29日、西武との1回戦(ヤフオクドーム)に先発したが、6回10安打4失点で降板。5年ぶりの復帰戦で白星とはならなかった。
和田は初回、上位打線を簡単に三者凡退。2回は一死から5番浅村に初安打を許したが、その浅村を落ち着いてけん制死に退け、2回も無失点で切り抜けた。
しかし3回、先頭の7番炭谷を四球で歩かせると、二死二塁から1番秋山に先制適時打を中前に運ばれた。4回は中軸に連打を許し一死満塁とされたあと、内野ゴロの間に2失点目。5回は再び先頭の秋山に四球を与えたあと、2番栗山から3連打を浴び、瞬く間に0-4と突き放された。
ひと回り目は快調に抑えたが、ふた回り目以降に捕まったベテラン左腕。練習試合、オープン戦では18イニング無四球無失点の好投を見せていたが、この試合は計3四球と制球にも苦しんだ。
ソフトバンクは0-4の7回から、2番手・柳瀬を投入。この時点で、和田の復帰初戦での白星は消滅した。