12年からメジャーリーグでプレーしていた和田毅(ソフトバンク)が、5年ぶりに日本球界に復帰。29日の西武戦で、日本に戻ってから初めて公式戦の先発マウンドに上がる。
これまでもメジャーに挑戦した日本人先発投手が、日本球界に復帰を果たしてきた。昨季8年ぶりに広島に戻ってきた黒田博樹の復帰後初登板は、マツダスタジアムでのヤクルト戦。マツダスタジアムには3万1540人のファンが集まり、黒田の投球に大きな注目が集まった。ファンの期待に応えるように、黒田はヤクルト打線を7回5安打、5奪三振、無失点に抑えて勝利投手に。お立ち台では「広島のマウンドは最高でした!」と話し、黒田自身にとっても、ファンにとっても、最高の復帰戦初登板となった。
また、ブレーブスから12年に中日に復帰した川上憲伸は、同年3月31日に本拠地・ナゴヤドームで行われた広島戦で復帰後初先発。川上は6回を投げて、広島打線を相手に無失点に抑える好投で勝利投手となり、当時プロ15年目で初めて同学年の井端弘和とお立ち台に上がっている。
一方、復帰初戦で黒星を喫した投手もいる。メッツからヤクルトに復帰した06年の石井一久がそうだった。復帰後初登板は神宮での巨人戦だったが、高橋由伸に本塁打を浴びるなど6回4失点。ホロ苦い復帰戦となった。
今夜、本拠地ヤフオクドームでの西武戦で、日本球界復帰後初先発する和田は、白星を飾ることができるだろうか。
【メジャー帰りの主な日本人投手の復帰後初先発の成績】
石井一久(ヤクルト)
復帰初戦:06年4月4日 巨人戦
投球内容:6回 9被安打 7奪三振 4失点 ●
川上憲伸(中日)
復帰初戦:12年3月31日 広島戦
投球内容:6回 4被安打 5奪三振 無失点 ○
井川慶(オリックス)
復帰初戦:12年5月9日 ソフトバンク戦
投球内容:3回2/3 3被安打 3奪三振 1失点 ●
高橋尚成(DeNA)
復帰初戦:14年4月2日 巨人戦
投球内容:5回 8被安打 1三振 3失点 -
黒田博樹(広島)
復帰初戦:15年3月29日 ヤクルト戦
投球内容:7回 5被安打 5奪三振 無失点 ○
※()は当時所属チーム
○は白星、●は黒星、-は勝敗なし
これまでもメジャーに挑戦した日本人先発投手が、日本球界に復帰を果たしてきた。昨季8年ぶりに広島に戻ってきた黒田博樹の復帰後初登板は、マツダスタジアムでのヤクルト戦。マツダスタジアムには3万1540人のファンが集まり、黒田の投球に大きな注目が集まった。ファンの期待に応えるように、黒田はヤクルト打線を7回5安打、5奪三振、無失点に抑えて勝利投手に。お立ち台では「広島のマウンドは最高でした!」と話し、黒田自身にとっても、ファンにとっても、最高の復帰戦初登板となった。
また、ブレーブスから12年に中日に復帰した川上憲伸は、同年3月31日に本拠地・ナゴヤドームで行われた広島戦で復帰後初先発。川上は6回を投げて、広島打線を相手に無失点に抑える好投で勝利投手となり、当時プロ15年目で初めて同学年の井端弘和とお立ち台に上がっている。
一方、復帰初戦で黒星を喫した投手もいる。メッツからヤクルトに復帰した06年の石井一久がそうだった。復帰後初登板は神宮での巨人戦だったが、高橋由伸に本塁打を浴びるなど6回4失点。ホロ苦い復帰戦となった。
今夜、本拠地ヤフオクドームでの西武戦で、日本球界復帰後初先発する和田は、白星を飾ることができるだろうか。
【メジャー帰りの主な日本人投手の復帰後初先発の成績】
石井一久(ヤクルト)
復帰初戦:06年4月4日 巨人戦
投球内容:6回 9被安打 7奪三振 4失点 ●
川上憲伸(中日)
復帰初戦:12年3月31日 広島戦
投球内容:6回 4被安打 5奪三振 無失点 ○
井川慶(オリックス)
復帰初戦:12年5月9日 ソフトバンク戦
投球内容:3回2/3 3被安打 3奪三振 1失点 ●
高橋尚成(DeNA)
復帰初戦:14年4月2日 巨人戦
投球内容:5回 8被安打 1三振 3失点 -
黒田博樹(広島)
復帰初戦:15年3月29日 ヤクルト戦
投球内容:7回 5被安打 5奪三振 無失点 ○
※()は当時所属チーム
○は白星、●は黒星、-は勝敗なし