1.5ゲーム差で迎える首位攻防第1ラウンド。巨人の先発は杉内、阪神はメッセンジャー。両チームとも“先手必勝”と言わんばかりに、対戦成績の優れる投手を初戦に持ってきた。両者の顔合わせは7月22日の甲子園でのゲーム以来。このときは互いに7回まで投げ、杉内が2失点、メッセンジャーが1失点とそれぞれ好投したが、両者に勝敗は付かなかった。
杉内は8月6日の前回登板こそDeNAの勢いに屈したが、今季は6月以降好調を維持しており、阪神との対戦成績も1勝1勝で防御率は2.33。東京ドームでの前回対戦時は、当時8連勝中だった阪神の勢いを止める好投で今季初完封をマーク。さらに今季は東京ドームとも相性が良く、ここまで4勝1敗と大きく勝ち越している。
一方のメッセンジャーは、前回登板は白星こそ手にしたもののヤクルト打線に打ち込まれ5回8失点。白星以外は何も残らない内容だったが、こちらも巨人との対戦成績は3勝負けなしの防御率1.70。気分を一新し、巨人戦の連勝を4に伸ばしたいところ。
今日も両投手の投手戦が予想されるだけに、打線の出来が鍵を握りそうだ。阪神は鳥谷とゴメスが今季は未だ杉内に対しノーヒット。特に来日1年目のゴメスは、杉内の内角に食い込んでくるスライダーを相当苦にしている。明るい材料は、下半身のハリで2試合スタメンから外れていたマートンの復帰。杉内に対しても、今季は9打数3安打2四球とタイガース打線の中では最も頼りになる存在なだけに、だからこそ、前を打つ鳥谷とゴメスの奮起に期待したい。
一方の巨人は、前カードの中日戦で久しぶりのカード勝ち越しを決めたとは言え、依然打線の状態は良くない。しかも、今季14打数5安打と、メッセンジャーを最も打っていた片岡が二軍調整中と巡り合わせも悪い。だが、主軸の阿部、村田、坂本がそれぞれ4安打を記録しており、特別メッセンジャーを苦手としている選手が見当たらないのも事実。また、ベンチには高橋由、石井、ロペスなど勝負強い打者も控えるだけに、あわよくばメッセンジャー降板後の終盤勝負に持ち込みたいところ。
<8月12日の試合予定と予告先発>
杉内は8月6日の前回登板こそDeNAの勢いに屈したが、今季は6月以降好調を維持しており、阪神との対戦成績も1勝1勝で防御率は2.33。東京ドームでの前回対戦時は、当時8連勝中だった阪神の勢いを止める好投で今季初完封をマーク。さらに今季は東京ドームとも相性が良く、ここまで4勝1敗と大きく勝ち越している。
一方のメッセンジャーは、前回登板は白星こそ手にしたもののヤクルト打線に打ち込まれ5回8失点。白星以外は何も残らない内容だったが、こちらも巨人との対戦成績は3勝負けなしの防御率1.70。気分を一新し、巨人戦の連勝を4に伸ばしたいところ。
今日も両投手の投手戦が予想されるだけに、打線の出来が鍵を握りそうだ。阪神は鳥谷とゴメスが今季は未だ杉内に対しノーヒット。特に来日1年目のゴメスは、杉内の内角に食い込んでくるスライダーを相当苦にしている。明るい材料は、下半身のハリで2試合スタメンから外れていたマートンの復帰。杉内に対しても、今季は9打数3安打2四球とタイガース打線の中では最も頼りになる存在なだけに、だからこそ、前を打つ鳥谷とゴメスの奮起に期待したい。
一方の巨人は、前カードの中日戦で久しぶりのカード勝ち越しを決めたとは言え、依然打線の状態は良くない。しかも、今季14打数5安打と、メッセンジャーを最も打っていた片岡が二軍調整中と巡り合わせも悪い。だが、主軸の阿部、村田、坂本がそれぞれ4安打を記録しており、特別メッセンジャーを苦手としている選手が見当たらないのも事実。また、ベンチには高橋由、石井、ロペスなど勝負強い打者も控えるだけに、あわよくばメッセンジャー降板後の終盤勝負に持ち込みたいところ。
<8月12日の試合予定と予告先発>