現地時間3月31日(日本時間4月1日)、ヤンキースの田中将大が日本人選手では、03年と04年の野茂英雄(当時ドジャース)以来、2年連続で開幕投手を務めることが決まった。
田中といえば、3月17日のパイレーツ戦では2回で50球を投じ、23日のナショナルズ戦では1イニングに6点を許すなど、4回を投げ7失点。不安の残る投球を見せていたが、開幕前最後の調整登板となった29日のフィリーズ戦では、7安打を浴びながらも4回を1失点に抑え、2年連続で大役の座を掴んだ。
昨年に続く大役だが、田中の開幕投手は日米通じて過去に2度(2016年を含めない)しかない。楽天時代は、開幕戦のマウンドは岩隈久志(現マリナーズ)が任され、24勝0敗を記録した13年には開幕前にWBCに参加していたこともあり、当時新人だった則本昂大が先発している。
そのため、日本時代の7年で開幕投手は12年の1度だけ。その時の対戦相手はロッテで、成瀬善久とのエース対決だった。田中は初回、二死二塁から4番のホワイトセルにセンター前タイムリーを浴び先制を許すと、5回にも失点。さらに6回には、根元俊一に2点タイムリーを打たれるなど、6回を投げ5失点で敗戦投手となった。
2度目の開幕投手は、メジャーへ移籍した15年。本拠地でのブルージェイズ戦に先発したが、3回にエンカーナシオンに2ランを浴びるなど、3回に5失点。当時故障明けということもあり、ケガの再発防止のため90球の球数制限が設けられていた関係で、4回5失点でノックアウト。
過去2回は、5失点と開幕戦で結果を残せていない。3度目の開幕マウンドとなる今季は、アストロズ戦。昨季は6月27日の試合に先発したが、3本塁打を浴びるなど5回7安打6失点。ア・リーグ地区シリーズ進出決定戦でも対戦したが、5回2失点で敗戦投手となっている。
また、アストロズは開幕戦、ヤンキースとの地区シリーズ進出決定戦で田中と投げ合ったカイケルの先発が予想される。カイケルは、昨季リーグ最多の20勝を挙げ、サイヤング賞にも輝いた投手。田中はカイケルとの投げ合いを制し、自身3度目の開幕戦で白星を飾ることができるだろうか。
【田中将大と開幕投手】
・2012年
3月30日 vsロッテ
●6回 7安打 7奪三振 5失点
・2015年
4月6日 vsブルージェイズ
●4回 5安打 4奪三振 5失点
田中といえば、3月17日のパイレーツ戦では2回で50球を投じ、23日のナショナルズ戦では1イニングに6点を許すなど、4回を投げ7失点。不安の残る投球を見せていたが、開幕前最後の調整登板となった29日のフィリーズ戦では、7安打を浴びながらも4回を1失点に抑え、2年連続で大役の座を掴んだ。
昨年に続く大役だが、田中の開幕投手は日米通じて過去に2度(2016年を含めない)しかない。楽天時代は、開幕戦のマウンドは岩隈久志(現マリナーズ)が任され、24勝0敗を記録した13年には開幕前にWBCに参加していたこともあり、当時新人だった則本昂大が先発している。
そのため、日本時代の7年で開幕投手は12年の1度だけ。その時の対戦相手はロッテで、成瀬善久とのエース対決だった。田中は初回、二死二塁から4番のホワイトセルにセンター前タイムリーを浴び先制を許すと、5回にも失点。さらに6回には、根元俊一に2点タイムリーを打たれるなど、6回を投げ5失点で敗戦投手となった。
2度目の開幕投手は、メジャーへ移籍した15年。本拠地でのブルージェイズ戦に先発したが、3回にエンカーナシオンに2ランを浴びるなど、3回に5失点。当時故障明けということもあり、ケガの再発防止のため90球の球数制限が設けられていた関係で、4回5失点でノックアウト。
過去2回は、5失点と開幕戦で結果を残せていない。3度目の開幕マウンドとなる今季は、アストロズ戦。昨季は6月27日の試合に先発したが、3本塁打を浴びるなど5回7安打6失点。ア・リーグ地区シリーズ進出決定戦でも対戦したが、5回2失点で敗戦投手となっている。
また、アストロズは開幕戦、ヤンキースとの地区シリーズ進出決定戦で田中と投げ合ったカイケルの先発が予想される。カイケルは、昨季リーグ最多の20勝を挙げ、サイヤング賞にも輝いた投手。田中はカイケルとの投げ合いを制し、自身3度目の開幕戦で白星を飾ることができるだろうか。
【田中将大と開幕投手】
・2012年
3月30日 vsロッテ
●6回 7安打 7奪三振 5失点
・2015年
4月6日 vsブルージェイズ
●4回 5安打 4奪三振 5失点