阪神は金本監督期待の若手が活躍!
4月3日に誕生日を迎えた阪神の金本知憲監督、巨人の高橋由伸監督が揃ってバースデー勝利を飾った。
この日、48歳となった金本監督。金本監督に白星をプレゼントしようと、選手たちが躍動した。DeNAと対戦した阪神は初回、福留孝介の犠飛、ゴメスの2ランで3点を先制する。6回に福留がタイムリーを放つと、7回には代打で登場した北條史也がプロ第1号となるソロで追加点を挙げる。攻撃の手を緩めない阪神打線は、8回に福留がこの日2本目となるタイムリー、さらに9回には江越大賀にも一発が飛び出し、11安打で8得点を奪った。
投げては先発した藤川球児は立ち上がり制球に苦しむも、6回、2安打、4奪三振、4四死球、無失点の投球内容。藤川は先発として、03年9月19日の巨人戦以来、4580日ぶりに勝利を飾った。
金本監督が期待する若手の北條、江越に一発が飛び出し、日本球界に復帰した藤川が今季初勝利を挙げるなど、嬉しい誕生日となった。
巨人は延長戦の末に勝利!
41歳となった高橋監督が指揮を執る巨人は、広島と対戦。2回にギャレットが先制弾を放つと、4回に坂本勇人に2ランが飛び出し、5回表終了時点で3-0とリードした。しかし、5回裏に2点を返されると、8回に会沢翼にタイムリー二塁打を浴び、同点に追いつかれる。
試合は9回で決着がつかず、延長戦に突入。3-3で迎えた延長12回、一死後、長野久義がセンター前ヒットで出塁すると、ここで高橋監督は、足のスペシャリスト鈴木尚広を代走に送る。続く立岡宗一郎が左中間に放った打球で、一塁走者の鈴木が一気に生還し、勝ち越した。
この1点のリードを守り抜き巨人が勝利。ちなみに勝利投手は、高橋監督と同じ誕生日で28歳となった沢村拓一が挙げている。
金本監督、高橋監督の新人監督2人は、誕生日を勝利で飾り、最高な一日となった。