MAX143キロも「状態は80%」
DeNAに加入したマイク・ザガースキーが10日、試合前の練習で横浜スタジアムのマウンドに登板。実戦を想定した打者への投げ込みを行った。
左の乙坂智、右の高城俊人の2人を相手に投げ込み、計4打席で安打性は乙坂に打たれたフェンス直撃の一打のみ。高城からは2打席で2三振を奪った。
「高めに行ってしまうことはあったが、感覚は良かった」とザガースキー。この日の最速は143キロだったが、「状態は80%。試合になればもっと速い球が投げられる。今日はストライクをとることを意識した」とコメント。スライダーやチェンジアップなどの変化球も織り交ぜながら、ハマスタ初登板を終えた。
ボールを受けた戸柱が「球速よりも早く感じる」と語れば、見守ったラミレス監督も「見ていてそう感じる。非常にいい。ファニーボーイだ」と期待を寄せる。
ビザ取得の都合から今後の予定に関しては見通しが立っていないものの、入団会見で「こちらであと2、3回ほどブルペンで投げれば、試合に出れる準備はできている」と語ったように、はたらく準備は万端。GOサインが出るのを待つのみとなっている。
ファンの期待を背負う左腕のデビューはいつになるのか。いまから楽しみだ。