エース・ヘルナンデスが体調不良
マリナーズの岩隈久志が22日(日本時間23日)、敵地でのエンゼルス戦に中4日で先発登板。8回2失点と好投したが同点の場面で降板。今季初勝利はならなかったが、チームを救う好投を見せた。
マリナーズは先発予定だったヘルナンデスが体調不良のため登板を回避。当初、中5日で先発予定だった岩隈が前倒しで先発マウンドに登った。
マリナーズ打線は初回、1番青木の右翼フェンス直撃の二塁打を口火に2点を先制。岩隈はその裏、いきなり無死一、二塁のピンチを招いたが、二塁・カノの好守もあり無失点で凌いだ。
岩隈は2回以降、落ち着いた投球を披露。4回は二死から5番カルホーン、5回は先頭の7番クロンにそれぞれソロ弾を浴び2-2の同点に追いつかれたが、6回はクリーンアップを三者凡退。7回は左翼・青木の好捕もあり淡々とゼロを並べた。
中盤以降は相手打線の早打ちもあり、6回8球、7回8球、8回5球と省エネ投球。結局8回89球を投げ、6安打3三振1四球。今季1番の内容で防御率を3.81とした。
打線は初回以降、岩隈を援護できず9回までゼロ行進。それでも延長10回に一挙3点を奪い、5-2で今季2度目の3連勝とした。
青木は3打数1安打、1四球1犠打の働きで勝利に貢献。守備でも岩隈を助ける好プレーを披露した。