ニュース 2016.05.03. 20:39

巨人、連敗を3で止め首位奪回 7回2失点、先発・田口が粘投!

○ 巨人 3 - 2 広島 ●
<6回戦・東京ドーム>

 連敗を3で止めた巨人が首位返り咲き。先発の田口が好調な広島打線を7回2失点に抑え、チームの逆転勝利を呼び込んだ。

 田口は初回、1番田中にいきなり先頭打者弾を浴びたが、2回は下位打線を三者三振。3回以降もテンポ良くアウトを積み重ねたが、4回二死無走者から、5番エルドレッドに11号ソロを右翼席に運ばれた。

 序盤に手痛い2発を浴びたが、打線が4回裏に2得点。同点に追いついてもらったあともテンポの良い投球は変わらず、5回は痛烈なライナーを三塁・村田が横っ飛び。7回は連打で無死二、三塁のピンチを招いたが、7番堂林を遊ゴロ。続く石原も遊ゴロ併殺に仕留めガッツポーズを作った。

 田口は同点の7回に降板したが、先週1試合平均9得点だった広島打線を、7回7安打2失点。5回までに7三振を奪い、味方の反撃を粘り強く待った。

 その打線は4回、二死一、三塁の好機で亀井は遊ゴロに打ち取られるも、これを広島の田中がファンブル。ラッキーな形で1点差に迫ると、続く村田も左前適時打で続き、早い段階で同点に追いついた。

 2-2のまま迎えた8回は、二死から3番坂本が四球で出塁。ここで4番ギャレットが決勝打となる適時二塁打を右中間へ運び、昨年から苦手にしていた広島先発・ジョンソンに黒星を付けた。

 巨人は8回から勝ちパターンを投入し、1点リードの9回は沢村が苦しみながらもリーグ単独トップの8セーブ目(3勝)をマーク。8回を三者凡退に抑えたマシソンが今季3勝目を手にした。

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