ニュース 2016.05.11. 12:44

この先を知るのは9人…14連勝のバンデンハークが挑む偉大な先人

無断転載禁止
デビューから14連勝を飾ったソフトバンクのバンデンハーク
 ソフトバンクのバンデンハークが10日のロッテ戦に先発し、8回を1失点に抑え、今季5勝目を挙げた。この勝利で、プロ野球新記録となるデビューからの連勝を14に伸ばすとともに、郭泰源がマークした13連勝の外国人記録も更新した。

 バンデンハークは連勝新記録を2つ更新したが、プロ野球記録は楽天時代の田中将大が12年8月26日の日本ハム戦から日本最終年となった13年10月8日のオリックス戦にかけて、記録した28連勝。2つの新記録を作ったバンデンハークといえども、半分までしか達していない数字だ。

 ひとまず、達成が最も近い15連勝を見てみると、99年の上原浩治(当時巨人)や05年の斉藤和巳(当時ソフトバンク)などがいる。上原はルーキー時代の99年5月30日の阪神戦から9月21日の阪神戦にかけて達成し、堀内恒夫氏が記録した13連勝を33年ぶりに更新した。

 05年に15連勝を達成した斉藤は、03年にも当時プロ野球新記録となる開幕から16連勝をマーク。ちなみに、15連勝以上を2度記録したのは斉藤氏がプロ野球史上初の記録となっている。

 先発とリリーフの両方をこなした中田良弘(当時阪神)は、81年7月から85年途中まで、18連勝を記録した。その間の成績を見ると、ルーキーイヤーの81年は6勝5敗8セーブの成績を残したが、翌82年は1試合に登板して1勝。83年が18試合に登板して勝ち負けなし。84年が30試合に投げて、4勝0敗。85年が12勝5敗の成績だった。

 さらに20連勝を見ると、松田清(当時巨人)が51年から52年にかけて、「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれた稲尾和久(西鉄)が57年に達成した。この記録は、田中が破られるまで日本記録となっていた。

 14連勝中のバンデンハークは、連勝を1つでも多く伸ばしていき、田中の28連勝に近づいていきたいところだ。

【15連勝以上記録した主な投手】※2リーグ制後
●28連勝
田中将大(楽天)12年~13年

●20連勝
松田清(巨人)51年~52年
稲尾和久(西鉄)57年

●18連勝
中田良弘(阪神)81年~85年

●17連勝
足立光宏(阪急)70年~71年

●16連勝
斉藤和巳(ダイエー)03年

●15連勝
高橋一三(巨人)69年
間柴茂有(日本ハム)81年
上原浩治(巨人)99年
斉藤和巳(ソフトバンク)05年 

【PR】福岡ソフトバンクホークスを観戦するなら「DAZN Baseball」

小久保裕紀新監督のもと、王座奪還を狙うソフトバンク。柳田悠岐、近藤健介に新戦力の山川穂高を擁する強力打線で常勝チームへの復活を目指す!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西