ファンが選んだ3・4月の月間MVP
プロ野球が開幕して1カ月。パ・リーグの投手陣では、ロッテのエース・涌井秀章がリーグ最多の5勝をマークすれば、バンデンハーク(ソフトバンク)は昨季から続く連勝を13に伸ばす働きぶり。一方の野手陣は、昨季連続打率3割の記録が7年で途切れた内川聖一(ソフトバンク)が3・4月の打率でトップに立ち、本塁打と打点はメヒア(西武)がリーグトップの成績を残した。
今回ベースボールキングでは、3・4月に活躍した選手たちを独自にピックアップし、ユーザーの皆様の投票によって月間MVPを選出。3・4月に活躍し、ファンからの支持を最も集めたのは誰だったのか。投票結果は以下の通り。
【投票結果】
<投手>
1位 5137ポイント 涌井秀章(ロッテ)
2位 3124ポイント バンデンハーク(ソフトバンク)
3位 1656ポイント 牧田和久(西武)
<野手>
1位 4808ポイント メヒア(西武)
2位 3629ポイント 内川聖一(ソフトバンク)
3位 1646ポイント 角中勝也(ロッテ)
投手はリーグ最多の5勝をマークした涌井がMVP
パ・リーグの投手は、リーグ最多の5勝をマークした涌井秀章(ロッテ)が5137ポイントで、3・4月月間MVPに輝いた。
開幕戦では昨年最多勝を分け合った大谷翔平(日本ハム)と投げ合い、7回を4安打無失点に抑えてシーズン初白星。その後も勝ち星を積み重ねると、4月29日の日本ハム戦では7回を2失点にまとめて5勝目を挙げた。
選出理由には、「5勝はやはり評価されるべき」、「勝てなかった試合が1試合もなかった。完璧でした」、「1カ月負けなかった涌井投手はすごい!」、「エースとして登板試合全てで、勝利を導いている涌井ってやっぱり神だ」といった声が上がり、この3・4月で5勝を挙げたことが高く評価された。
なお2位は、昨季から続く自身の連勝を13に伸ばしたバンデンハーク(ソフトバンク)、3位はロングリリーフで存在感を見せた牧田和久(西武)がランクインしている。
また、候補には入っていなかったものの、「藤岡、内、松永等のロッテ中継ぎ陣」、「ロッテの内。今年は元気で何より!」、「ロッテ益田、松永は防御率0点台をキープ」と、開幕から安定しているロッテのリリーフ陣を推す声も多かった。
野手は3打席連続弾を放ったメヒア
野手はリーグトップの10本塁打、28打点を記録したメヒア(西武)が4808ポイントを集め受賞した。
開幕戦から11試合連続で本塁打がなかったが、4月9日のロッテ戦で今季初本塁打を記録。その後は16日のオリックス戦で2号ソロを放つと、そこからの5試合で4本塁打。エンジンが徐々にかかり、24日の楽天戦では3打席連続本塁打、7打点の大暴れ。
メヒアへ投票したファンは「やっぱり3打席連続本塁打がすごかった」、「ここぞの時に打って、大活躍だったから」、「4月で10本塁打!メヒア!神様」と手放しで称賛。
メヒアに次ぐ2位は、月間打率リーグトップの.343をマークした内川聖一(ソフトバンク)。3位はリーグトップタイの35安打を放った角中勝也(ロッテ)という結果になった。
3、4月月間MVPの候補者一覧
【パ・リーグ投手】和田毅(ソフトバンク)
バンデンハーク(ソフトバンク)
大谷翔平(日本ハム)
有原航平(日本ハム)
涌井秀章(ロッテ)
西野勇士(ロッテ)
岸孝之(西武)
牧田和久(西武)
塚原頌平(オリックス)
則本昂大(楽天)
【パ・リーグ野手】
内川聖一(ソフトバンク)
中田翔(日本ハム)
中島卓也(日本ハム)
鈴木大地(ロッテ)
細谷圭(ロッテ)
角中勝也(ロッテ)
メヒア(西武)
糸井嘉男(オリックス)
ウィーラー(楽天)
岡島豪郎(楽天)