ニュース 2016.05.17. 16:50

清原被告に検察側は懲役2年6カ月を求刑 佐々木氏「笑顔の清原に戻って欲しい」

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清原被告、午後初公判  東京地裁=17日午前(C)KYODO NEWS IMAGES

判決は5月31日


 覚せい剤取締法違反で逮捕・起訴された元プロ野球選手の清原和博被告の初公判が17日、東京地方裁判所で行われた。検察側は同日の公判で、清原被告に対し、懲役2年6カ月を求刑。判決は今月31日に言い渡される。

 清原被告は今年2月、自宅マンションにて覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕され、同月23日に覚せい剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕。3月8日に東京地裁は、清原被告の初公判を5月17日に開くことを発表し、13時30分から行われた初公判で起訴内容を認めた。

 情状証人には、清原被告と同学年でプロ野球選手時代に名勝負を繰り広げてきた佐々木主浩氏が弁護側の証人として出廷し、更生に向けて協力していくことを誓った。

 公判終了後、TV取材に応じた佐々木氏は、「(清原被告は)本当に反省しているし、見ている僕としては悲しくなった。ああいう顔を見たくないので、笑顔の清原に戻って欲しい」とコメントし、清原被告の再起に期待をよせた。

 この日は朝から強めの雨が降るなか、清原被告の初公判を傍聴するため、わずか20席の一般傍聴整理券を求めて3769人が日比谷公園に集まった。
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