DeNAの高城俊人は、サッカーのドーハの悲劇の年、1993年生まれだ。「日本中がサッカーに注目した年に生まれたので“シュート”って名前になったみたいです」と笑いながら話す九州男児だ。
持ち味は強気なリード。扇の要に腰をどっしり構えると、大きなジェッシャーで投手陣を鼓舞する姿が印象的。「もちろん、自分の考えて配球を組み立てることも大事ですが、まずは投手のいいボールを引き出すことが優先」と話す。今季はエース山口とのコンビネーションを評価され“専属捕手”として1週間に1試合スタメンマスクを被る。
2011年に横浜からドラフト2位で指名され、入団。ルーキーイヤーの2012年には、スタメンマスクを被り、球団では谷繁元信以来23年ぶりとなる快挙を成し遂げた。
嶺井博希、黒羽根利規と3人の捕手を併用する中、高城は昨季64試合に出場した。また、昨年はプロ入り待望の初本塁打を放ち、今季は正捕手としての活躍が見込まれていた。
しかし、今季はルーキー戸柱恭孝に、DeNAのし烈な正捕手争いで一歩リードされている。同じ九州出身の戸柱にメラメラとライバル心を燃やす一方で、ルーキー戸柱との正捕手争いを諦めているわけではない。
「お互いが高め合うのが大前提」としながらも「シーズンは長い。いつ言われても大丈夫なように準備だけはしっかりとしている。あとは自分が出る試合でいかにアピールできるかですね」と話す。
出場機会に恵まれない今季、高城は必死にアピールを続けている。試合前に行う早出特打はもはや日課。守備練習も交えることも多々あり、高城が言う「いつ言われてもいいように」という準備は、絶対に怠らない。
負けず嫌いの高城には休養日も、横浜スタジアムに足を運び、黙々とでロングティーで汗を流す。まさに練習の鬼。
「自分はまだまだ実力がない。うまくなるしかない。そのためには練習するしかないので」。
負けず嫌い、そして何よりも明るい性格はまさにキャッチャー向きだ。ルーキーに先を越されるといった厳しい状況だが、高城は自分を信じて練習を続けている。
持ち味は強気なリード。扇の要に腰をどっしり構えると、大きなジェッシャーで投手陣を鼓舞する姿が印象的。「もちろん、自分の考えて配球を組み立てることも大事ですが、まずは投手のいいボールを引き出すことが優先」と話す。今季はエース山口とのコンビネーションを評価され“専属捕手”として1週間に1試合スタメンマスクを被る。
2011年に横浜からドラフト2位で指名され、入団。ルーキーイヤーの2012年には、スタメンマスクを被り、球団では谷繁元信以来23年ぶりとなる快挙を成し遂げた。
嶺井博希、黒羽根利規と3人の捕手を併用する中、高城は昨季64試合に出場した。また、昨年はプロ入り待望の初本塁打を放ち、今季は正捕手としての活躍が見込まれていた。
しかし、今季はルーキー戸柱恭孝に、DeNAのし烈な正捕手争いで一歩リードされている。同じ九州出身の戸柱にメラメラとライバル心を燃やす一方で、ルーキー戸柱との正捕手争いを諦めているわけではない。
「お互いが高め合うのが大前提」としながらも「シーズンは長い。いつ言われても大丈夫なように準備だけはしっかりとしている。あとは自分が出る試合でいかにアピールできるかですね」と話す。
出場機会に恵まれない今季、高城は必死にアピールを続けている。試合前に行う早出特打はもはや日課。守備練習も交えることも多々あり、高城が言う「いつ言われてもいいように」という準備は、絶対に怠らない。
負けず嫌いの高城には休養日も、横浜スタジアムに足を運び、黙々とでロングティーで汗を流す。まさに練習の鬼。
「自分はまだまだ実力がない。うまくなるしかない。そのためには練習するしかないので」。
負けず嫌い、そして何よりも明るい性格はまさにキャッチャー向きだ。ルーキーに先を越されるといった厳しい状況だが、高城は自分を信じて練習を続けている。