8月20日のソフトバンク戦で、西武のメヒア選手が24号本塁打を放った。これで、ランキングトップのオリックス・ペーニャ選手に3本差と迫り、来日1年目での本塁打王が見えてきた。メヒアの凄いところは、シーズン途中加入で本塁打王争いに絡んでいること。もしメヒアがタイトルを獲得すれば、長いNPBの歴史の中でも、未だ誰一人と成し遂げたことのない、隠れた大記録となる。
メヒアは4月30日に西武と入団合意し、5月15日の日本ハム戦に「5番・指名打者」でデビュー。すると、第1打席でいきなり左越えに本塁打を放ち、初打席・初本塁打という華々しいスタートを切った。ちなみに、メヒアが1打席目を迎えた時点で、ペーニャは13本塁打。13本のビハインドから、本塁打王争いは始まっている。
鮮烈デビューを飾ったメヒアだったが、6月までに放った本塁打数はわずか8本。6月終了時点でペーニャは17本塁打を放っており、差は縮めているものの、まだ11本の差がついていた。
しかし7月に入ると、ペーニャの量産スピードが落ち、メヒアのペースが少しずつ上がっていく。7月に8本塁打を放ったメヒアは、トップのペーニャに6本差まで接近。
迎えた8月、メヒアのペースがさらに加速する。8月8日のソフトバンク戦から8月12日のオリックス戦にかけて4試合連続本塁打を放つなど、8月はここまで18試合で8本塁打。昨日8月21日の終了時点でペーニャと3本差まで詰め寄っている。
本塁打率(1本塁打あたりの打数)でもペーニャ13.04に対し、メヒアは10.96。昨季、60本塁打を放ち日本記録を作ったバレンティンの7.32に及ばないがペーニャを上回るペースで徐々に差を詰めている。ちなみに、メヒアが開幕から在籍し、現状のペースを維持していれば、シーズン49本ペースだった。
西武の残り試合が36(8月20日時点)で、オリックスの残り試合が39と、現状では西武の方が3試合少ない。それでも7本と最も本塁打放っているオリックスとの“直接対決”を7試合残している。
深見安博が、1952年に西鉄、東急と2球団をまたぎ本塁打王を記録しているが、シーズン途中加入での本塁打王は、70年を超えるプロ野球の歴史上、未だにいない。史上初となる快挙に向けて、メヒアはペーニャを追い抜くことができるのだろうか。今後も目が離せない。
メヒアは4月30日に西武と入団合意し、5月15日の日本ハム戦に「5番・指名打者」でデビュー。すると、第1打席でいきなり左越えに本塁打を放ち、初打席・初本塁打という華々しいスタートを切った。ちなみに、メヒアが1打席目を迎えた時点で、ペーニャは13本塁打。13本のビハインドから、本塁打王争いは始まっている。
鮮烈デビューを飾ったメヒアだったが、6月までに放った本塁打数はわずか8本。6月終了時点でペーニャは17本塁打を放っており、差は縮めているものの、まだ11本の差がついていた。
しかし7月に入ると、ペーニャの量産スピードが落ち、メヒアのペースが少しずつ上がっていく。7月に8本塁打を放ったメヒアは、トップのペーニャに6本差まで接近。
迎えた8月、メヒアのペースがさらに加速する。8月8日のソフトバンク戦から8月12日のオリックス戦にかけて4試合連続本塁打を放つなど、8月はここまで18試合で8本塁打。昨日8月21日の終了時点でペーニャと3本差まで詰め寄っている。
本塁打率(1本塁打あたりの打数)でもペーニャ13.04に対し、メヒアは10.96。昨季、60本塁打を放ち日本記録を作ったバレンティンの7.32に及ばないがペーニャを上回るペースで徐々に差を詰めている。ちなみに、メヒアが開幕から在籍し、現状のペースを維持していれば、シーズン49本ペースだった。
西武の残り試合が36(8月20日時点)で、オリックスの残り試合が39と、現状では西武の方が3試合少ない。それでも7本と最も本塁打放っているオリックスとの“直接対決”を7試合残している。
深見安博が、1952年に西鉄、東急と2球団をまたぎ本塁打王を記録しているが、シーズン途中加入での本塁打王は、70年を超えるプロ野球の歴史上、未だにいない。史上初となる快挙に向けて、メヒアはペーニャを追い抜くことができるのだろうか。今後も目が離せない。