ファンが選んだ先週のMVPは?
ベースボールキングでは、今シーズンから「週間MVP」をユーザーの皆様の投票によって決定。今回が10回目の選出となる。
投票は、各球団から候補者を1名ずつ選出。その中から活躍したと思う選手に「1位」~「3位」まで順位付けをしてもらう形で投票をしてもらい、1位が5ポイント、2位は3ポイント、3位は1ポイントで集計。合計獲得ポイントの多かった選手が「週間MVP」となる。
第10回は、5月24日(火)から5月29日(日)までが対象の期間。この1週間で活躍を見せ、ファンからの支持を最も集めた「第10回・週間MVP」は誰だったのか。投票結果は以下の通り。
【投票結果】
(※回答数:258、獲得ポイントは1位=5ポイント・2位=3ポイント・3位=1ポイントで集計)
<パ・リーグ>
1位 862ポイント 大谷翔平(日本ハム)
2位 442ポイント T-岡田(オリックス)
3位 388ポイント 高橋光成(西武)
<セ・リーグ>
1位 692ポイント 岩貞祐太(阪神)
2位 546ポイント バレンティン(ヤクルト)
3位 367ポイント ジョンソン(広島)
“リアル二刀流”の大谷翔平が2週連続で週間MVP
パ・リーグの第10回週間MVPは、日本ハムの大谷翔平が862ポイントを集め、2週連続の週間MVPを受賞した。
先週の最大のハイライトは、「6番・投手」で出場した5月29日の楽天戦だろう。大谷はプロ入り後、指名打者制を採用していないセ・リーグとの交流戦では、二刀流での出場はあったが、パ・リーグの公式戦では自身初となった。
この試合、投げては最速161キロのストレートを武器に楽天打線を7回、1失点に抑え3勝目。打っては、タイムリーを放つなど3安打1打点と“投打”にわたって勝利に貢献した。
なお、2位は3試合連続本塁打中のT-岡田(オリックス)、3位にはプロ入り2度目の完封勝利を収めた高橋光成(西武)がランクインしている。
セは“阪神勢”が2週連続で受賞
セ・リーグは阪神の岩貞祐太が今回初めて週間MVPに輝き、“阪神勢”では第9回の原口文仁に続いて2週連続での受賞となった。
岩貞は27日の巨人戦に先発。この日、巨人の先発がエース・菅野智之だったこともあり、打線が挙げた得点は、初回に相手の失策で奪った1点のみ。このリードを必死で守り抜き、スコアボードに0を並べた。1-0で迎えた最終回もマウンドに上がり、最後は代打の相川亮二を左飛に仕留め、プロ入り初の完投・完封勝利を収めた。
岩貞に投票したファンは「無援護のなか頑張っている巨人戦の完封は成長を感じさせるものがあった」、「救援陣に不安が残る阪神にとって大きかった」とプロ3年目の左腕の成長を喜んだ。
なお、2位はリーグトップの3本塁打、9打点を記録したバレンティン(ヤクルト)、3位はリーグ2試合連続完封を収めたジョンソン(広島)が選出された。
【今週の候補者一覧】
▼ パ・リーグ
サファテ(ソフトバンク)
大谷翔平(日本ハム)
ナバーロ(ロッテ)
高橋光成(西武)
T-岡田(オリックス)
塩見貴洋(楽天)
▼ セ・リーグ
バレンティン(ヤクルト)
高木勇人(巨人)
岩貞祐太(阪神)
ジョンソン(広島)
大島洋平(中日)
山崎康晃(DeNA)
▼ その他(※候補外もファンが名前を挙げた選手)
パ:今宮健太(ソフトバンク)、城所龍磨(ソフトバンク)、レアード(日本ハム)
セ:坂本勇人(巨人)、原口文仁(阪神)、今永昇太(DeNA)
▼ 第1回から週間MVP受賞者
パ
第1回:デスパイネ(ロッテ)
第2回:大谷翔平(日本ハム)
第3回:細谷圭(ロッテ)
第4回:中田翔(日本ハム)
第5回:メヒア(西武)
第6回:牧田和久(西武)
第7回:サファテ(ソフトバンク)
第8回:茂木栄五郎(楽天)
第9回:大谷翔平(日本ハム)
第10回:大谷翔平(日本ハム)
セ
第1回:ビシエド(中日)
第2回:立岡宗一郎(巨人)
第3回:ロペス(DeNA)
第4回:ビシエド(中日)
第5回:ビシエド(中日)
第6回:山田哲人(ヤクルト)
第7回:今永昇太(DeNA)
第8回:坂本勇人(巨人)
第9回:原口文仁(阪神)
第10回:岩貞祐太(阪神)