日本野球機構では6月1日以降、20日までオールスターのファン投票が土日を除いて毎日更新されている。中継ぎ部門を見るとセ・リーグは田島慎二(中日)が76,539票を集め、2位三上朋也(DeNA)の39,797票に大差をつけてトップを走る。パ・リーグも牧田和久(西武)が2位の森唯斗(ソフトバンク)に4万票近くの差をつけている。
セ・パともに田島、牧田に票が集中するほど開幕から存在感を発揮。田島は7日のオリックス戦で今季初失点を喫したが、今季初登板となった3月26日の阪神戦から31試合連続無失点記録。開幕からの連続無失点の日本記録を樹立した。
これまでの田島といえば、走者を出してから甘い球を痛打される場面が目立ったが、今季は得点圏に走者を背負っても動じなくなった1点リードの8回からマウンドに上がった5月13日の広島戦は、それを象徴する試合となった。
先頭のエルドレッドに安打を浴びると一死後、連続四球で満塁のピンチを作る。ここで崩れるケースが多かったが、田島は代打の松山竜平を外角のストレートで4-6-3のダブルプレーに打ち取り、最大のピンチを0で切り抜けた。
5月の後半からは、不調が続いた福谷浩司に代わり抑えに配置転換。ここまで3セーブを挙げるなど、セットアッパーのときと変わらず安定した投球を続けている。
パ・リーグの中継ぎ部門でトップを走る牧田和久も、チームに欠かせない働きを見せている。チーム事情により開幕からリリーフを務めているが、勝ちゲームの8回を担当することもあれば、先発投手が序盤でノックアウトされた後のロングリリーフを務めるなど、“ユーティリティー”に活躍する。
4月30日のソフトバンク戦は、“ユーティリティー”ぶりを見せつけた試合となった。同点の7回から登板し、9回までの3イニングを無失点に抑えると、試合は9回で決着がつかず同点のまま延長戦へ。牧田は延長10回もマウンドに上がり、この回を投げ終えたところで降板。試合は延長12回引き分け。“ロングリリーフ”の牧田の好投がもたらした引き分けとなった。
その他、セ・リーグではリーグ最多の19ホールドをマークする三上朋也(DeNA)、長年勝ちパターンの一角として活躍するマシソン(巨人)、パ・リーグも開幕から安定した投球を続ける内竜也(ロッテ)、マーティン(日本ハム)などがいる。だが、今季に限っては開幕から印象に残る活躍を見せる田島と牧田の2人が当選されそうだ。
セ・パともに田島、牧田に票が集中するほど開幕から存在感を発揮。田島は7日のオリックス戦で今季初失点を喫したが、今季初登板となった3月26日の阪神戦から31試合連続無失点記録。開幕からの連続無失点の日本記録を樹立した。
これまでの田島といえば、走者を出してから甘い球を痛打される場面が目立ったが、今季は得点圏に走者を背負っても動じなくなった1点リードの8回からマウンドに上がった5月13日の広島戦は、それを象徴する試合となった。
先頭のエルドレッドに安打を浴びると一死後、連続四球で満塁のピンチを作る。ここで崩れるケースが多かったが、田島は代打の松山竜平を外角のストレートで4-6-3のダブルプレーに打ち取り、最大のピンチを0で切り抜けた。
5月の後半からは、不調が続いた福谷浩司に代わり抑えに配置転換。ここまで3セーブを挙げるなど、セットアッパーのときと変わらず安定した投球を続けている。
パ・リーグの中継ぎ部門でトップを走る牧田和久も、チームに欠かせない働きを見せている。チーム事情により開幕からリリーフを務めているが、勝ちゲームの8回を担当することもあれば、先発投手が序盤でノックアウトされた後のロングリリーフを務めるなど、“ユーティリティー”に活躍する。
4月30日のソフトバンク戦は、“ユーティリティー”ぶりを見せつけた試合となった。同点の7回から登板し、9回までの3イニングを無失点に抑えると、試合は9回で決着がつかず同点のまま延長戦へ。牧田は延長10回もマウンドに上がり、この回を投げ終えたところで降板。試合は延長12回引き分け。“ロングリリーフ”の牧田の好投がもたらした引き分けとなった。
その他、セ・リーグではリーグ最多の19ホールドをマークする三上朋也(DeNA)、長年勝ちパターンの一角として活躍するマシソン(巨人)、パ・リーグも開幕から安定した投球を続ける内竜也(ロッテ)、マーティン(日本ハム)などがいる。だが、今季に限っては開幕から印象に残る活躍を見せる田島と牧田の2人が当選されそうだ。