5日、『S1』(TBS系)にVTR出演した野村克也氏が、同日に行われた巨人戦に先発した日本ハムの大谷翔平について解説した。
「5番・投手」で出場した大谷は、初回の攻撃が4番の中田翔で終わったこともあり、キャッチボールができないままマウンドへ。すると、いきなり1番大田泰示に先頭打者本塁打を浴びる。これに野村氏は「気持ちの切り替えが難しいわね。9番ピッチャーでいいじゃない。打線に切れ目がなくなる」と持論を展開した。
2点リードの4回は、一死満塁のピンチを背負う。ここで迎えた6番クルーズの4球目に、日本最速となる163キロを計測。野村氏は「スゴイ」としながらも、「スゴイといえば、凄いけど、スピードじゃないよ。球質だよ。163キロをバッターは空振りしないじゃない。ストレートの性質が良くないんだよ。140キロでも空振りするようなストレートが一番いいんだよ」と解説した。
そして、大谷がクルーズに投じた5球目を捉えられたが、三塁のレアードが横っ飛び。打球はグラブから落ちるも、レアードはホームへ送球しアウトを奪うと、捕手の大野奨太が三塁へ送球し5-2-6の併殺で最大のピンチを切り抜けた。
5回以降は、走者を出しながらも、9回に失った1点に抑え、5月1日のロッテ戦以来となる完投勝利で4勝目を手にした。大谷について野村氏は「フォークボールを投げる時にバランスを崩す。挟んで落とそうと意識が強すぎて、上体だけで投げている感じだね」と分析。さらに「サインにうなずくと変化球。うなずかないと真っ直ぐ。100%じゃないけど、8割は当たっているよ」と癖を指摘した。
一方、打者・大谷は、2点を奪いなお無死満塁のチャンスで、中犠飛で打点を記録。続く6回の第3打席で、ライト前にヒットを放ち、自己記録を更新する15試合連続安打をマークした。このヒットに野村氏は「いい打ち方じゃないな。そっくり返ってるじゃない。なんでそっくり返るの?」としたが、「それをヒットにしているんだから天才だよ」と驚いた様子だった。
投げては日本最速の163キロを記録するなど、9回を一人で投げ抜き完投。打っては自己新記録を更新する15試合連続安打をマークするなど、投打に渡り大活躍した。この活躍にこれまで二刀流に反対していた野村氏も「(今後も二刀流は)ありでいいと思います。大谷よ、球界の常識をぶち破れ!」とエールを送っていた。
「5番・投手」で出場した大谷は、初回の攻撃が4番の中田翔で終わったこともあり、キャッチボールができないままマウンドへ。すると、いきなり1番大田泰示に先頭打者本塁打を浴びる。これに野村氏は「気持ちの切り替えが難しいわね。9番ピッチャーでいいじゃない。打線に切れ目がなくなる」と持論を展開した。
2点リードの4回は、一死満塁のピンチを背負う。ここで迎えた6番クルーズの4球目に、日本最速となる163キロを計測。野村氏は「スゴイ」としながらも、「スゴイといえば、凄いけど、スピードじゃないよ。球質だよ。163キロをバッターは空振りしないじゃない。ストレートの性質が良くないんだよ。140キロでも空振りするようなストレートが一番いいんだよ」と解説した。
そして、大谷がクルーズに投じた5球目を捉えられたが、三塁のレアードが横っ飛び。打球はグラブから落ちるも、レアードはホームへ送球しアウトを奪うと、捕手の大野奨太が三塁へ送球し5-2-6の併殺で最大のピンチを切り抜けた。
5回以降は、走者を出しながらも、9回に失った1点に抑え、5月1日のロッテ戦以来となる完投勝利で4勝目を手にした。大谷について野村氏は「フォークボールを投げる時にバランスを崩す。挟んで落とそうと意識が強すぎて、上体だけで投げている感じだね」と分析。さらに「サインにうなずくと変化球。うなずかないと真っ直ぐ。100%じゃないけど、8割は当たっているよ」と癖を指摘した。
一方、打者・大谷は、2点を奪いなお無死満塁のチャンスで、中犠飛で打点を記録。続く6回の第3打席で、ライト前にヒットを放ち、自己記録を更新する15試合連続安打をマークした。このヒットに野村氏は「いい打ち方じゃないな。そっくり返ってるじゃない。なんでそっくり返るの?」としたが、「それをヒットにしているんだから天才だよ」と驚いた様子だった。
投げては日本最速の163キロを記録するなど、9回を一人で投げ抜き完投。打っては自己新記録を更新する15試合連続安打をマークするなど、投打に渡り大活躍した。この活躍にこれまで二刀流に反対していた野村氏も「(今後も二刀流は)ありでいいと思います。大谷よ、球界の常識をぶち破れ!」とエールを送っていた。