ニュース 2014.08.24. 13:33

三重が初の決勝進出!! 中村監督「理想とする展開」

○ 三重 5 - 0 日本文理 ●
<8月24日・96回全国高校野球選手権大会準決勝>

 三重が日本文理(新潟)を下し初の決勝進出。先発・今井が5安打完封。打線も初回から効率良く得点を重ね、中村監督も「理想とする展開」と語る快勝劇だった。

 三重は初回、一死二塁から3番宇都宮の左前適時打で幸先よく先制。1点リードの4回には、スクイズで2点目を挙げると、6回には二死満塁から長野が左前2点適時打でリードを広げた。さらに8回には、途中出場の山井にソロ本塁打が飛び出し、試合を決めた。投げても今井が、4つの四死球を与えながらも決定打を許さず、初の決勝進出が懸かった大一番で完封勝利を挙げた。

 中村監督は「理想とする展開だったので、少し驚いています」と振り返り、攻撃については「日本文理の飯塚投手はいい投手なので、先に点を取らないと波に乗られてなかなか打てない。そういう意味ではよくやってくれました」と話した。また、明日の決勝戦に向けて「先手必勝で頑張っていきたい」と意気込んだ。

 一方の日本文理は、初回、一死一二塁と先制のチャンスを作るも併殺に倒れ、その裏に先制点を献上。2回以降も3度の得点圏のチャンスを活かせず、5年ぶりの決勝進出を逃した。
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