6月8日以来の固め打ち
マーリンズのイチローが現地13日(日本時間14日)、パドレス戦に「1番・右翼」で出場し、6月8日のツインズ戦以来となる1試合3安打をマークした。
イチローは初回、パドレス先発のレイから四球で出塁すると、その後二死一、二塁から、5番ボアの左前適時打で先制のホームへ滑り込んだ。
1-1の同点で迎えた3回は、再び先頭打者として左前打をマーク。2ボールからの3球目を鮮やかに逆方向へ弾き返した。続く2番プラードの2ランで勝ち越しとなるホームを踏むと、ここからマーリンズ打線が爆発。7-1となり、このイニング2度目の打席が巡ってきたイチローは、第3打席でも遊撃への適時内野安打を放った。
5回の第4打席では再び四球を選び、この試合3度目となる本塁生還。6回の第5打席は中飛に倒れたが、8回の第6打席で三塁線を破る左前打を放った。
イチローは4打数3安打、2四球1打点の活躍で打率は.350へ上昇。メジャー通算安打を2977本とし、節目の3000安打へ残り23本。日米通算4255安打で、ピート・ローズの歴代最多4256安打まで、残り1本に迫った。
5回裏の守備では、右中間へ飛んだ大飛球を好捕。チームは13-4で大勝し、攻守両面で、先発・チェンの4勝目をアシストした。